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この記事は人力で書きました。

前書き

秀和システムさんのレビュア募集に応募したところ、幸運にも機会をいただき、
なんとか発売日前に読み切ることができました。

この記事は2025年7月1日に発売される「やさしいMCP入門」の感想文です。
書籍の内容に関するネタバレは一切含まれていませんので、安心してご覧いただけます。

感想(個人的な独断と偏見)

火星という場所を知らなければ、そこへ行く方法を模索しようという発想は生まれない -- 私

MCP (Model Context Protocol)がエンジニア界隈で一気に注目を集めたのは、今年の2025年4月頃だったと認識しています。

その時から、MCPサーバーを公開するサービスが急増した印象があります。
とにかく出してしまおう!この波に乗っちゃおう! という熱気をひしひしと感じました。

ChatGPT Image 2025年6月29日 00_15_03.png

なぜこれほどに注目を集めたのか、SaaSが登場した頃の状況と似ているものを感じます。

いいサービスを作ったから、より多くの人や企業に使ってもらいたい。そしてより多くの収益を上げたい という思いは共通しているのではないでしょうか。

AIエージェントが人間に代わって仕事をしたり、業務効率化を支援したりする現在、そのエージェントに作業用ツールやナレッジを提供できるのがMCPです。
つまり、AIエージェントが使うSaaSのようなものと言えるでしょう。

名称未設定ファイル.drawio (7).png

サービス提供者の立場では、MCPサーバーを提供しているかどうかが、今後のサービス成長に大きく影響すると考えられます。
個人利用者としても、MCPをうまく活用することで、作業効率化の効果は大きく変わってきます。

「やさしいMCP入門」は、きっとMCP(火星)というものを知る良いきっかけになるでしょう。

想定読者

エンジニアに限らず、デスクワークをするすべての人が読める構成になっています。

MCPが登場する背景から、ビジネスでの活用方法まで、すべての人にとって読みやすく、ためになる構成です。
コードを書いたことがない方でも、読めて、使えるようになります。

実用性

完読した頃には、MCPサーバーを自作してみたり、MCPを使って仕事を効率化したりできるようになります。

MCP全体への理解が深まるのはもちろん、何より、これからどんどん加速する情報社会との向き合い方も身に付けられると思います。

最後

MCPとは何か、どんなことができるのか、使用することでいかに仕事を本質に近づけられるかなど、ご興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください。

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