Azure Communication Services を利用してメール送信機能を使ってみました
Next.jsでWebサイト制作を構築していた時にメール送信機能が欲しかったので調べていたところ、Azure Communication Servicesというものを見つけたので触ってみました。
金額感もめちゃくちゃ安かった(使用前なので予想)ので使ってみたいと思い、その手順をまとめます。
1. リソースグループを作る
まずはリソースグループを作成します。
2. Azure Communication Services リソースを作る
次に Communication Services
を選択
特に設定する項目はないのですが、リソース名はグローバルで一意である必要があることと、この後作るリソースとLocationが同じである必要があるそうです。
3. Email Communication Services リソースを作る
そして Email Communication Services
を選択
こちらも特に設定する項目はないのですが、先ほど作成したACSとLocationを合わせるようにします。
4. ECSにAzureドメインを追加する
送信するメールアドレスの設定を行います。
- Azure Domain
- Azureがメールアドレスを作成して用意してくれます。
- 特に設定は必要ないのでこちらを利用します。
- Custom Domain
- 自分が所有するドメインを設定できます。
- DNSレコードの追加などが必要です。
5. ACSにECSを接続する
作成したドメインをACSに接続します。
Connect Domains
を押し、以下のように設定します。
6. メール送信機能をテスト
ACSからメールを試すという画面を選択し、項目を設定します。
Sendボタン
を押すと、先ほど作成されたAzureのメールアドレスからメールが届くことを確認します。
7. まとめ
以上が Azure Communication Services
を利用したメール送信機能になります。
横にコードのテンプレートが貼られるのでそのまま使えるのも良い点だと思います。
他の類似ツールを使用したことがないのでわかりませんが、個人的にはかなり金額が安いので気軽に試すことができると思いました。
こちらはUSリージョンではありますが、スマホ写真が1枚1~5MBとのことだったのでその試算です。