* 本記事はコミュニティイベント初心者がいきなりRSGT2024に参加した感想であり、イベント内特定のセッションの内容は含みません
TL; DR
今まで忌避していた社外コミュニティ参加の山を思い切って越えてみたら
みたことのない景色と、今まで悩んでいたものの答えを見つけられた
後ろを見ると社内の景色も変わっていた
見えたもの
ホールでセッションを聞く、ワークショップに参加する、廊下・ブースでコーヒー片手に話す、一緒に酒を飲む...
どんな時でも、どんな人でも皆初心者に優しく、私を話の輪に入れてくれて、私の話を聞いてくれて、私の知らない話をしてくれた
自分の所属しているチームで抱えている課題だったり、自分の考えを聞いてもらう機会もあって
初対面で背景もあまり説明できていない中、自分の思考も整理できていない中でもちゃんと話を聞いてくれてアドバイスをくれる先人の方々のなんと素敵なことか
惜しむらくは無知な初心者すぎて目の前の人がどれだけすごい人なのか、今がどれだけ貴重な瞬間なのかが実感できなかったこと
特に自分が運営に参加している社内コミュニティイベントの相談に乗ってもらって
自分がしてきたことを自分で肯定できるようになり
そして、自分が本当に目指したかったものが見えた気がした
正直セッションはオンライン視聴もできるし、なんなら後日アーカイブで倍速再生もできる
それでもオンサイトでないとできない体験がそこにはあったし
壮絶なチケット争奪戦を越えてでも現地参加したい人たちの気持ちも理解できた
学びも多かった
自分の伸びしろもまだありそうだぞと思えた
次はこうしたい、こうなりたいもできた
実はアジャイルなコミュニティってすごいのでは?と今更感じた
コミュニティイベント最高〜〜〜
#RSGT2024 #最高のイベント
#尊敬するコミュニティ #来年も参加するぞ
まぁ、これで終わってもいい気はする
でもちょっと待って
そもそも...
社内の人ともまだ話し足りてないのでは?
一人前になるまでコミュニティイベントに出たくない ではないけど
そんな所に行かなくても社内でもやれることってたくさんあるのでは?
RSGTに限らず社内外のコミュニティイベントに参加したり、主催している人は社内にたくさんいて
実は手の届くところにあるものを見てこなかった、
実は自分がRSGT2024で受けた衝撃の幾らかは社内でも再現できるものだったのかもしれない
実際スポンサーブースで先輩社員と話しているだけでとても有意義だった訳で
この体験を"共有する"ではもったいない だから
はじめ「RSGT2024に初めて参加して見えた景色」というタイトルでこの記事を書き始めたときにはこの考えは全く頭になく
ただ単純に自分が初めて社外コミュニティイベントなるものに参加して そこで受けた・感じたことを言語化しよう、そして雰囲気の幾らかが伝われば良いな程度に書き進めていた
でもそれって本当に価値あるもの?
本当は同じ場所に立って、その人自身の体験として感じて欲しいんじゃないの?
とは言っても社外の、しかもオンサイトのイベントに参加するのはとてもハードルが高い
高くて目に入っていなかったり、拒絶しちゃったり
でももし同じものを社内で体験できるなら
心理的なハードルはかなり下げられるしチケット争奪戦という物理的なハードルもない
きっと社外イベントに参加するよりハードルは遥かに低いはず
私は図らずもいきなりRSGTに参加という強烈な体験をしてしまったけど
この衝撃をまだ体験したことのない人にも体験して欲しいと感じてしまった
でも私と同じように社外コミュニティへの参加にハードルを感じてしまう人が殆どで、無理矢理超えさせるようなことはしたくないとも思う(そういう人・行為がとても嫌いだった)
必要なのは社外コミュニティにつながるような前段的・中間点的なコミュニティ
私が感じたものと同じ衝撃を感じたいと思える人が増える場所なのではないか
そういう雰囲気というか空間が社内あったら幸せだし、それは自分で作るものなのかも