Figma で iOS アプリのデザインをしている場合、iOS標準のアルファベットフォントである San Francisco / SF Pro を使用したくなります。
その時に Missing Fonts となって若干詰まったので、そのメモです。
San Francisco フォントについては、"San Francisco フォントを探る"が詳しいです。San Francisco フォントは総称の名前で、Font Familyとして使うときは SF Pro Text または SF Pro Display が使われると言うのがこの記事の核です。
また、以下の内容は Figma の Desktop App を対象としています。WEBブラウザ版の場合は、Font Helperなどのインストールが必要になると思うので、公式の記事を参考にしてください。
まずPC内のフォントの有無を確認する
SF Pro が全く見つからない場合は、まず公式サイトからフォントをダウンロードし、PCに登録しましょう。
MacではFontBookというデフォルトのアプリケーションが使用されます。
PCのシステムにフォントが追加されたことを確認したら、次に進みます。
SF Pro
ではなく SF Pro Text
または SF Pro Display
を使う
SF Pro
を追加すると、なぜかそれを Figma 上から使えるように見えるため、使ってしまいがちです。
ですが、これは罠です。SF Pro
を指定し編集しようとすると、Figma上でMissing Fontsのワーニングが出てきてしまいます。
先ほど紹介した"San Francisco フォントを探る"の記事を読むとわかる通り、SF Pro
というのもまた総称で、より詳細にはSF Pro Text
またはSF Pro Display
を指定して上げる必要があります。
iOSでは、20pt以上ではSF Pro Display
、それ以下ではSF Pro Text
が使用されるようなので、デザイン時にはそれに気をつけて行う必要があります。
以上、San FranciscoフォントをFigmaで使う時の注意点でした。
結構フォントの世界も面白い!