目次
1.はじめに
2.前回のおさらい
3.HelloWorldの解説
4.printについて
5.使ってみよう
6.さいごに
1. はじめに
この記事ではPythonでのコードの書き方について簡単に説明します。今回は主にPrintを扱いますので、すでにPrintの使い方を理解している人は次の記事に進んでください。
Replitなど(オンラインエディタ)でも同様にコーディング可能ですので、ぜひご活用ください。
(この記事はWindows向けで、筆者はWindows10・Python3.9・メモ帳を使用しています。)
2. 前回のおさらい
Python3のインストールなどの環境構築と、少しだけコーディング。
前回紹介のHelloWorldについても今回解説します。
3. HelloWorldの解説
# HelloWorldを表示するコード
# '#'はコメントを意味します。
print("HelloWorld")
前回紹介したこちらのコードです。これについて簡単に解説しておきます。
まず # はコメントを表します。# の後に書かれた内容は実行されません。
print("内容")
で画面に内容を出力できます。
この時、内容は " で囲う必要があります。(内容の前後に " をかく)
そのため、HelloWorldのコードはHelloWorldという内容を画面に出力します。
この後、実際にPrintについて詳しく解説します。
4. printについて
先ほど解説した通り、
print("内容")
で内容を画面に出力できます。
これも先ほど説明しましたが、 " で内容の前後をくくる必要があります。
ただ、これには くくらない場合があります。それは、先に設定した値(変数)を代入する場合です。この場合は以下のように記述します。
設定名 = "値"
print(設定名)
#"値"が出力される
このように、先に値を設定し、名前を付けておくことができます。その名前をprint()に " なしで記述すると値を表示させることができます。 " で囲むと、 設定名 が出力されてしまうので気を付けてください。これをもとに例を一つ書いてみます。
name = "Hello_World"
print(name)
print("Hello_Python")
#"Hello_World"と"Hello_Python"が出力される
こんな感じです。主に代入を用いるのは、その設定した値を複数使用する場合です。一度のみの使用の場合は最初に紹介した方法でいいでしょう。変数についても別記事で詳しく説明予定です。
5. 使ってみよう
さあPrintについてわかりましたか?今回はPrintだけで一つコードを書いてみましょう。
Start = "さあ!冒険の始まりだ!"
print("ようこそ!")
print("あなたは勇者です。")
print("この世界を救うために旅に出ます。")
print(Start)
このコードを実行するとこれらの内容が出力されます。
ゲームのオープニングみたいですね。これらをうまく活用すればゲームのセリフやオープニングだって作れちゃいます!
このコードを任意のスクリプトエディタにペーストし、実行してみましょう。
6. さいごに
いかがでしたか?コーディングの基礎について書きました。次回からは "モジュール" をどんどん使用してさらにいろいろなものを作れるようになっていきます!
お楽しみに。