#はじめに
AutoMuteUsはAmong usをDiscordのボイスチャットを併用して遊ぶ際に、自動ミュートしてくれるツールです。
最近は勝率とか色々機能が増えてきているようですが、最新機能を利用するにはDockerでセルフホストする必要があります。
Windowsのexeで実行できるものは2.4.3で開発が止まっており、動作も不安定気味です。
Dockerでセルフホストに成功したのでやり方を記録しておきます。
AutoMuteUs
https://github.com/denverquane/automuteus
#環境
Docker Desktop 3.0.4
Docker Compose 1.28.0-rc2
automuteus 6.10.1
galactus 2.4.1
#AutoMuteUsホスティング手順
githubのDocker Composeに記載されている通りですが、以下に手順を示します。
①下記リンクの [3. Discord の bot を作成する] を参考にbotを作成・招待しTokenを取得する。
Among Us 用超便利 Discord bot “AutoMuteUs” をセルフホストした (公式推奨簡単版)
②Docker DesktopとDocker Composeをインストールする。
③下記リンクからymlファイルをダウンロード
https://github.com/denverquane/automuteus/blob/master/docker-compose.yml
④下記リンクからsampl.envをダウンロード
https://github.com/denverquane/automuteus/blob/master/sample.env
⑤ダウンロードしたsampl.envを.envに名前変更し、下記の項目を記載する。
AUTOMUTEUS_TAG:ここから最新のバージョン番号を記載
GALACTUS_TAG:ここから最新バージョンの番号を記載
DISCORD_BOT_TOKEN:①で取得したトークンを記載
GALACTUS_HOST:automuteusのコンテナがアクセスするgalactusのホストを記載。
今回はローカルで完結するのでhttp://localhost
と記載
GALACTUS_EXTERNAL_PORT:ホストへのアクセス時のポート番号を記載。今回は80
。変更する場合はGALACTUS_HOSTにもポートを記載する。
⑥作成した.env
とdocker-compose.yml
を同じフォルダ内に配置し、そこをカレントディレクトリにしてコマンドラインを起動。
⑦コマンド実行 docker-compose pull
⑧コマンド実行 docker-compose up -d
以上でホスト完了。Docker Desktopで稼働状況を確認し、正常に動作していればOK。
#利用
下記リンクから最新のAmongUsCaptureをダウンロードし、起動して [Setting] - [Discord] - [Discord token] に取得したトークンを入れる。
https://github.com/denverquane/amonguscapture
ゲームを起動し、botを招待したDiscordのチャンネルで.au new
と入力すればbotからDMがくるので、リンクをクリックしてAmongUsCaptureとリンクすれば利用できる。
その他のコマンドは公式Githubページを参照。
#補足
環境構築時に発生したトラブルについて
galactusで下記のエラーが発生し、redisに接続できない。
websocket: close 4004: Authentication failed.
No REDIS_USER specified.
No REDIS_PASS specified.
上記エラーが発生するのはDiscordと通信が取れないことが原因らしい。
同じポート番号が他のコンテナで既に使われていないか、
Discordのトークンが合っているかなどを確認するとよい。