先日、Googleから Gemini4 Argon がリリースされて、Google AI Proプランを契約しているユーザーは、Antigravity及び、チャットで、Gemini4が使えるようになりました。これにより、今まで "Gemini3.1 Pro" で行ってきた運用を変える必要がでてきたので、お話したいと思います。
Geminiサービスの提供状況は日々変わっているのでご注意ください。執筆時点では、Antigravity IDEではGemini4モデルは選択できない状態です。
従来の運用方法
Antigravity IDEで、AIエージェントに”やりたいこと”を伝えて、「計画」→「実装」→「テスト」のフローで開発を行ってきました。ここで使用するAIモデルは全て Gemini3.1 Pro を使用していました。
生成されるコードは問題なく動作しますし、サービスの使用量上限には、余裕があり、毎日使っても週の使用量上限にかかることはありませんでした。
Gemini3.1 Proが消えた日
ある日突然、Antigravity IDEからGemini3.1 Proのモデルが選べなくなりました。代わりにGemini3.8 Flashが選択されていました。
Gemini4の発表があったので、そろそろ切り替わるのかと思い、半日ほど様子を見ていましたが、記事執筆時点でもまだ、Gemini4を選ぶことはできません。(エージェント管理のAntigravityでは、Gemini4が選択できます。)
Gemini3.8 Flashが意外と良かった
しょうがなく使い始めた Gemini3.8 Flash ですが、一般的なコーディングのレベルは問題なく使えています。
しかし、指示した範囲しか見ないケースもあったので、的確な指示を出す必要がありそうです。
1つポイントがあり、思考レベルを "high" にすることが重要です。下位モデルの場合、思考レベルを変えても結果は大して変わりませんが、 "Gemini3.8 Flash" に関して言えば、思考レベルを上げることで、回答の精度が良くなります。
Gemini4は燃費が悪い
エージェント管理のAntigravityでは Gemini4 が選択できるので、こちらで試してみました。
記事(文章)の自動生成を依頼すると、自然な文章で内容もしっかりと書かれた記事を作ることができました。ClaudeのOpus5.5に書かせたような文章が出てくるので、Geminiも他のAIと同程度か、それ以上の能力を持ったのだと思います。
しかし、Gemini3.8 Flashでは週の使用量を1%消費するだけのタスクですが、Gemini4では週の使用量を94%も消費していました。
指示役と実行役でモデルを変える
Gemini4に作業をやらせると、トークンの消費が激しすぎる(Proプランだと、すぐに使用量上限に達する)ので、 ”Gemini4”を指示役 、 ”Gemini3.8 Flash”を実行役 に分けて作業させます。
ちょうど、プロジェクトのPDCAサイクルを”Gemini4”と”Gemini3.8 Flash”と”人間”で、分業する形になります。
Gemini4が生成した的確な指示(プロンプト)を使うと、Gemini3.8 Flashでも、質の高い記事を書くことができます。
まとめ
これからは、 ”Gemini4” と ”Gemini3.8 Flash” を併用して、コストを抑えた運用でいきます。
- Gemini4は他社のAIに負けない高性能モデル
- ただし、トークンの消費が激しい
- Gemini3.8 Flashは、的確に指示すれば優秀
おまけ
私の運営する「ソリティアのたまご」では、今回紹介した運用方法を使って、スパイダーソリティアの攻略記事(ヒント)を自動生成しています。もし、興味があれば、サイトを訪れて、スパイダーソリティアを遊んでみてください。
