制約事項
- 乗り換え検索ができる(必須)
- 時刻表が反映されている(必須)
- 遅延情報が反映されている(必須)
- 無料で利用できる(必須)
- 首都圏の乗り換え情報を検索できる(必須)
- 路線バスも検索できる(任意)
- 駅名や路線名で乗り降りしたい駅を検索できる(任意・別APIでも可)
- 個人開発利用可
API調査結果
サービス名 | 時刻表反映 | 遅延情報反映 | 無料利用可 |
---|---|---|---|
公共交通オープンデータセンター | 〇 | 〇 | 〇 |
NAVITIME API | 〇 | 〇 | × |
Google Maps API | 〇 | 〇 | × |
ジョルダン乗換案内オープンapi | △ | × | 〇 |
駅すぱあとweb service | 〇 | △(たぶん×) | △(無料も一部あり) |
公共交通オープンデータセンター
- 制約事項を全部満たしている
- 2023/9/27時点では東京神奈川中心にエリア対応中で関西はほとんどデータがない。
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公共交通オープンデータセンターでは、公共交通オープンデータ協議会に参画する交通事業者のデータを、一般の開発者やICTベンダー等にワンストップで提供します。
- 鉄道・バス・航空・旅客船事業者のデータを、リアルタイムデータ等も含め、広くサポートします。
- 事前処理(クレンジング)を行ったデータを、REST APIを通じて、共通のJSON形式で提供します。
- バスや旅客船のデータを中心に、GTFS形式でのデータ提供も行います。
公共交通オープンデータセンターは、2020東京オリンピック・パラリンピックにおける、東京でのスムーズな移動に貢献するために、2019年度より運用を開始しました。東京都交通局の鉄道およびバスのデータ提供をはじめ、今後さらに幅広くデータを提供していく計画です。
https://www.odpt.org/overview/
NAVITIMEの地図API 「NAVITIME API」
- API使用量に応じて課金されていく。
- 無料が必須なので対象外だが、大手企業も多数導入している
『NAVITIME』『カーナビタイム』等で提供する"トータルナビ"や、自動車・電車・バス・自転車など 様々な移動手段のルート検索、地図表示などの機能を、API形式でお客様向けに提供しています。
業務システムやWebサイト、アプリなどに「NAVITIME」の技術を簡単に組み込んでご活用いただけます。
API形式のため、お客様側で画面を設計し、独自のデザイン・ユーザーインターフェースにて、システム・サービス構築が可能です。
Google Maps API
- 料金がかかるので対象外。そもそも無料で使わせていただこうという魂胆が卑しいのか
- 世界中に対応。
(各種の移動手段を使用する)ルートは、DirectionsService オブジェクトを使用して計算できます。このオブジェクトは Google Maps API のルートサービスと通信を行い、ルートサービスはルート リクエストを受信して効率的な経路を返します。最適化で最も重視されるのは移動時間ですが、距離や進路変更の回数なども考慮される場合があります。これらのルート結果は、ユーザー自身で処理することも、DirectionsRenderer オブジェクトを使用してレンダリングすることもできます。
ジョルダン乗換案内オープンAPI
- APIのみでは時刻方が反映された乗り換えが検索できない模様
(※2)時刻表を考慮した経路ではございません。時刻表を考慮した経路検索は、弊社「乗換案内」へのリンクで実現いたします。リンクは出発地、目的地、日付時刻を指定でき、PC、スマートフォン共通のURLとなります。
- APIを利用したサービスの公開URLの登録が必須(開発中サービスについては公開予定url)
- 仕様書
遅延情報がおそらく反映されないものとなるので、対象外とする。
駅すぱあとWeb Service
- 会計アプリ等の交通費経費精算などの用途に使用されることが多そう
- 今回の要件とは異なる
- そもそも法人向けだった
駅すぱあとWebサービスは「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や
公共交通機関データを実装できる法人向けAPIです。
充実したAPIとサポート環境で開発運用コストを削減します。
まとめ
調査の結果、公共交通オープンデータセンターを利用予定。
上記のサービスを利用した面白いWebアプリがあったので貼っておきます。