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Gemini at Work 2026で何が変わった?「Gemini agent」とは何か?

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Last updated at Posted at 2026-10-31

はじめに

2026年10月8日(米国時間)、Google Cloudのイベント「Gemini at Work 2026」が開催され、新しいGemini agentが発表されました。

GoogleはGemini agentを、質問への回答だけではなく、ナレッジワーク、コンテンツ作成、コード作成・実行まで担当する業務向けのUniversal Agentとして位置付けています。
Gemini at Work 2026で発表された内容から、個人的に気になったポイントを整理してみます。

Tools・Skills・Context

Tools

Toolsは、Geminiが外部システムを操作するための手段です。
例えば、

  • Google Workspace
  • Slack
  • Teams
  • Confluence
  • Jira
  • Git
  • Salesforce
  • ServiceNow
  • BigQuery
  • PostgreSQL
  • Snowflake

などとの接続が想定されていて、さらにMCPへの接続もサポートされています。
つまり、Geminiが単に情報を回答するだけではなく、

情報を探す
↓
別システムから取得する
↓
処理する
↓
結果を返す

という一連の業務も実行できるようになりました。Agentという名の通りですね。

Skills

Skillsは、この仕事をどう進めるかをAgentに教えるものです。
例えば、

月次レポートを作成する
↓
BigQueryから売上を取得
↓
前月比較
↓
異常値を確認
↓
グラフ生成
↓
Google Slidesへ反映

という業務手順そのものをSkillとして再利用するイメージです。
いちいちプロンプトを考えなくても、Skillsを使えば再利用が効くようになりました。

Context / Memory

Gemini agentでは、

  • Session Memory
  • Semantic Memory
  • Procedural Memory
  • Episodic Memory

という複数種類のMemoryを使い、ユーザーや組織のコンテキストを理解する方向性が示されています。
例えば、

この顧客は過去に何を相談していたか
このチームではどういう形式で資料を作るか
以前この作業をどう進めたか

といった情報を踏まえてAgentが動けるようになりまります。
業務コンテキストを理解したAIへなり替わりますよ~といった内容でした。

Google Workspaceの中でもそのまま動く

Geminiは、

  • Gmail
  • Drive
  • Docs
  • Slides
  • Sheets
  • Chat
  • Calendar

の中で直接動作し、同じMemory、Skills、Governance Controlを維持するとされています。
「来週の顧客定例に向けて資料を作って」と依頼すれば、Agentを中心にGoogle Worksapceと連動して作業をしてくれる世界観ですね。

データ分析のAgent化

技術者向けには、

  • PySpark Code生成
  • Notebook作成
  • Model Training
  • Pipeline Troubleshooting

などをAgentに依頼する方向性が紹介されています。
Business Userは、「先月、関西エリアの利益率が下がった原因を調べて」
のような自然言語から、BigQueryなどを利用したレポートを生成できるようになるとされています。
Agentが必要なデータを探索し、分析、調査結果の返却などができそうです。

Agentのセキュリティはどうするのか

Agentが自律的に動くようになると、Agentにどこまで権限を与えるのか?という問題が出てきます。
(少し前に某AIが勝手にアプリを買ったとか話題になりましたね・・・)

Googleは今回、

  • Agent Identity
  • Fine-grained Permission
  • Audit
  • Agent Sandbox
  • Agent Gateway

という仕組みを説明しています。Agent自体にもIdentityを持たせるという考え方を採用しています。

人間と同様に、

  • 誰が実行したのか
  • 何を実行したのか
  • 何にアクセスしたのか

を管理する必要があります。Agentが本格的に業務へ入っていくのを、IAMでうまく制御する仕組みなので、このあたりを考えるリテラシーは必要になります。

感想

AI活用が各所で騒がれる中、「どの作業をAIで効率化するか?」と考えることが多かったと思いますが、
今後は、「この業務プロセスのどこまでをAgentへ任せられる?」かの見極めのほうが重要になってくるかもですね。
Gemini at Work 2026を見て感じたのは、Geminiという製品の単位が「Chat」から「Work」へ変わってきたという印象で、ChatGPTとか他のAIに迎合してきたな~という印象です。

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