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MCPレジストリ2026年比較:公式は1つ、巨大なのも1つ、でも「どれを入れるべきか」に答えられるのはごくわずか

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深夜1時、Postgres用のMCPサーバーが必要になったとします。欲しいのはPostgres用MCPサーバーの「一覧」ではなく、実際に動かすべき「1つ」です。ディレクトリを5つ調べると、5つの違う答えが返ってきます。アルファベット順のもの、GitHubスター順のもの、検索ボックスと400件の結果を出すもの、厳選15件のもの、そして自社スポンサーをこっそり上位に置くもの。

供給が問題だったことは一度もありません。GitHub上にはいまMCPサーバーとエージェントスキルが数万件あります。問題は「どれを使うべきか」がデータで答えるべき質問なのに、多くのレジストリが雰囲気で答えていることです。

筆者はこうしたディレクトリの1つを作っている側なので、この記事はフィールドガイドであると同時に自白でもあります。主要レジストリそれぞれの実際の役割を、根拠つきで整理します。

各レジストリの正直な現在地

公式MCPレジストリ(registry.modelcontextprotocol.io)は正規の名前空間です。マシンファースト設計で、サーバーマニフェストのJSON APIを提供し、Model Context Protocol組織が管理しています。意図的に持っていないもの:ランキングです。「ベスト」も採用データも編集もありません。サーバーを公開するなら登録すべき場所で、MCP界のnpmレジストリに最も近い存在です。ただしサーバーを「選ぶ」側にとっては、4つあるNotionエントリのうち実際に使われているのがどれかは教えてくれません。

mcpmarket.comは物量作戦です。公平に言えば、AnthropicがMCPを発表したわずか2日後の2024年11月にドメインを取得しており、19ヶ月分の先行者優位は本物です。サイトマップにはサーバーページ約38,000件、スキルページ約250,000件が並び、デイリーTop10を発行し、4言語に展開しています。利用者として知っておくべき点が2つ。第一に、ランキングはGitHubスター順で、実際にインストールされているかは反映されません。第二に、robots.txtがGPTBot、ClaudeBot、CCBot、Google-ExtendedといったAIクローラーをブロックしています。AIアシスタントが学習するコーパスから自社コンテンツを守るという意図的なトレードですが、その結果、多くの開発者が最初に尋ねる場所(「Claude、良いPostgres MCPサーバーは?」)から引用されにくくなっています。

mcp.soは最初期のコミュニティディレクトリの1つで、いまも最大級のリンク集です。幅優先の下調べには良い場所ですが、「どれを使うべきか」への答えはほぼ「全部あります」です。

Glamaはクライアント側からのアプローチです。AIワークスペースが品質シグナルつきの堅実なMCPディレクトリを併設している形で、Glamaで作業しているなら実行環境のすぐ隣にディレクトリがあります。

Smitheryはホスティング型です。「ディレクトリ」というより「サーバーの運用を代行します」で、プロセスの面倒を見たくないときは便利ですが、自分で動かすOSSを選ぶ場面では論点がずれます。

Skillselion(skillselion.com)は筆者のプロダクトなので、この段落こそ最も厳しく評価してください。賭けているのは「実際の採用データで全部をランク付けする」ことです。追跡対象は81,864ツール(エージェントスキル、MCPサーバー、マーケットプレイス)、skills.shレジストリとGitHub由来の記録インストール数は1億2,500万件、毎日更新。Top 100はインストール数順の安定したランキング1本です。Postgres向けベストMCPサーバーのようなベンダー別ページには手書きの評価がつき、さらに全ベンダーページにそのベンダーの公式サーバーをOFFICIALバッジつきで必ず載せるルールにしています。公式Notionサーバーが載っていない「ベストNotionサーバー」ページは茶番だからです。インストールデータが存在しない領域(MCPサーバーの大半)では、そう明記した上でスター順に切り替え、数字をでっち上げません。そしてすべてのAIクローラーに意図的に開放しています。mcpmarketと正反対のトレードです。

議論する価値のある2つの結論

1. カタログは2024年の問いへの答え。2026年の問いに答えるのはランキング。 サーバーが500件だった頃は「大きな一覧」がプロダクトでした。5万件を超えた今、一覧はコモディティです(GitHub検索も一覧です)。希少なのは信頼できる順序付け:インストール数、鮮度、死んだリポジトリの除去、重複の統合。レジストリは総数ではなく、1位の結果に根拠があるかで判断すべきです。

2. AIクローラーをブロックするレジストリは、開発者がいま質問する場所で不可視になる。 開発者はディレクトリを回遊するより、アシスタントに聞いてツールを選ぶようになっています。AI学習の経済性をどう考えるにせよ、GPTBotとClaudeBotをブロックすれば、「どのPostgres MCPサーバーがいい?」に答えるアシスタントはそのランキングを読めません。今後1年、これがレジストリ間の静かな分水嶺になるはずです。

地味で実用的な結論

サーバーを公開する側は公式レジストリに登録する(正規の場所です)。導入する側は、ファイルシステムやネットワークに触るものを入れる前に、採用データでランク付けされたディレクトリを確認する。エコシステムの現在地を数字で知りたい場合は、引用自由のデータレポートがあります:The State of AI Agent Skills 2026

あなたのサーバーがTop 100やベンダーページに入っていたら、README用のバッジも用意しています。被リンクは最古のランキングシステムですから。

開示:筆者はSkillselionを開発しています。本文の数字はすべて、誰でも確認できる公開ファイル(サイトマップ、robots.txt、レジストリAPI)か、当方のライブカタログ(2026年7月9日時点)によるものです。SkillselionはAnthropic、OpenAI、および本文中のどのベンダーとも提携していない独立ディレクトリです。

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