はじめに
本記事はモブプロ開発を行っているチームでやっている取り組み Advent Calendar 2022の3日目の記事です
今回から実際にチームで取り組んできて、今後もやっていきたいと思えた取り組みについて紹介します。
まず始めはチームに新しいメンバーが入ってきた時や、新しいチームを結成するときにぜひ最初にやってほしいドラッカー風エクササイズです
前回
Chapter#2 話しづらくないですか?
じん「前回みなさんには今後私たちのチームでやっていこうとしているイベントとその内容について紹介しました」
ベープ「本を読んできたのでなんとなくイメージはつきました」
ミュート「アジャイルって結構会議的なの多いよね。そんな話す内容あるのかな。。。」
アール「私とじんさんはレトロスペクティブ何度もやってますが、やはりやるたびに反省点がなくなってきます。これが問題なんですよね。あとは知らないメンバーだと変な見当違いなこと言えないので私も意見言いづらいことあります」
じん「良いチームになるにはまずは、全員が思ったことを躊躇せずにいえる関係になることが大事なので今日はみんなでドラッカー風エクササイズをしてそれぞれのことを知っていければと思います」
ミュート「聞いたことないな。。。」
ベープ「もしドラってやつですね」
じん「それとは関係ないですw」
ドラッカー風エクササイズについて
ドラッカー風エクササイズは、4つの質問に答えることで相互理解と期待のすり合わせを行うチームビルディングの方法です
質問は
- 自分は何が得意なのか
- どういう風に仕事をするか
- 他のチームメンバーに期待することは何か
- 自分が大切にしている価値観は何か
それぞれが4つの質問に対して答えていき、発表をしていきます
実際に行う
今回私たちはこちらの記事をみて「ドラッカー風エクササイズ・ペパボエディション」を行いました
質問は以下の3つです
- 自分は何が得意か
- チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか
- 他のチームメンバーに期待することは何か
ワークショップにはMural
という付箋ツールを利用しました
各項目に10分以内に8個以上答えるルールで行いました。8個は思いついたらすぐ書かないと間に合わないので、思っても書くのを躊躇する内容も書かなければならないです。
内容は本当になんでもOKとしたので期待されていることを堂々と描くようにしました(特に私が先導して)
以下が実際に行った際のMuralです
最後に他のメンバーの発表を聞きながら、実際に期待していることを追加で青い付箋で書いて貼ってあげました
(私は1つだけ期待されていることが追加されました)
振り返り
後日の記事でも書こうと思いますが、私のチームでは「振り返り」というのを大事にする文化にしています
新しく始めた取り組みについてもしっかり振り返りをすることで、他のチームに進めたほうが良いか、今後同じ取り組みをやったほうがよいかなどの検証をしています
今回の振り返りは以下になりました (振り返りについては後日の記事で紹介します)
楽しかったこと/良かったこと
- 各々の特徴が知れた
- 各自の得意としていることがわかって楽しかった
- この会そのものがにぎわっていてよかった
- まじめな話もあってよい
- みんな自由にかけた
- 年次関係なく楽しくやれた
できたこと
- チームの雰囲気を知れた
- 今後も続ける
- みんなちゃんと発言で来た
- 初の試みだけどみんな8個かけてた
- ドラッカー風エクササイズをやれた
- 得意分野見つけるの大変
- 得意がない状態での得意を伝えるの難しい
学んだこと
- とにかくやってみる
- 楽しく仕事をする
- 得意分野をみつけたい
- 改めて得意なことをみつけるの難しい
- デザインみんな苦手
- なにができるのかわかるのがいい
- コミュニケーションとれる
- 期待されていることがわかる
- 各自の意識がわかった
5分程度ですがけっこう振り返りがでてきて、チームとしては今後も機会があれば行うという結論になりました
次回
おわりに
今回はドラッカー風エクササイズの紹介でした
チームを始めるうえでどれだけ早くメンバー同士が仲良くなるか、信頼できるかはけっこう大事だと思っております
プロジェクトの開始時などに30分程度でぜひやってみてください
参考