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Unityでつくる2DRPG ~⑤マップの作成

Last updated at Posted at 2025-12-24

はじめに

前回は、Tilemapを拡張する2D Tilemap Extrasについて解説しました。

今回の記事では、Tilemapを用いて実際にマップを作成します。

基本的にマップのデザインはお好みで構いません。最低限守って貰いたい事は下記に記述します。

画像の準備

以下の画像をUnityに追加してください。

pipo-map001.png
pipo-map001_at-tuti.png
今回もぴぽや倉庫様 (https://pipoya.net/) の画像を使用しています。

画像をインポートしたら、第2回と同様に分割を行ってください。

マッププレハブの準備

まず、パレットとグリッドの準備をしましょう。

以前の記事にて解説した方法で、新しいPaletteを作成します。
この際、分かりやすいように名前を「FieldPalette」にしてください。

続いて、Gridの方も用意しましょう。
新しくGridを作成し、名前を「MapChunk」としてください。

現在MapChunkの子オブジェクトは1つだと思いますが、これを複製し、4つにしてください。
それぞれ名前を「Background」、「Path」、「Obstacle」、「Event」としてください。

また、PathとObstacleの「Order In Layer」を、それぞれ5と10にしてください。

ここまで完了したら、MapChunk全体をプロジェクトタブへドラック&ドロップしプレハブ化してください。

マップ制作の方針・注意点

Tilemapを使う際、注意点があります。
あまりに大きなマップを作成すると、PCに重い負担がかかってしまいます。

これを回避するため、本講座では以下の方法を取ります。

・8×8マスのマップを1チャンクとする
・プレイヤーがいるチャンク+それに隣接するチャンク、計9チャンクのみを表示する
・プレイヤーの移動に合わせて表示するチャンクを切り替える

この方法を取ることで、PCに負担をかけずにゲームを実行することができます。
チャンクごとに出現する敵を調整することができる、というメリットもあります。

(1チャンクが16×16マスくらい大きくても動作に支障は出ません。マップの作りやすさを考慮してこのサイズにしています。)

マップの作成

それでは、実際にマップを作っていきましょう。

全部で12個のチャンクを作成します。
後に実装するチャンク切り替え処理が実感しやすくなるよう、この個数にしています。これより少なくても全く問題ありません

また、タイルの配置の仕方はあくまで一例です。お好みで変更してください。

手順ですが、
・プロジェクトタブからMapChunkプレハブをシーンに配置
・名前を変更し、タイルを配置
・MapChunkとは異なる別のプレハブとして、再度プレハブ化
のように進めてください。

なお、チャンクは左下が原点となるようにしてください。

各チャンクごとに、
Background → Path → Obstacle
の順に写真を貼っています。

1枚目:Chunk1
image.png
image.png
image.png

2枚目:Chunk2
image.png
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3枚目:Chunk3
image.png
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4枚目:Chunk4
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5枚目:Chunk5
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6枚目:Chunk6
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7枚目:Chunk7
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8枚目:Chunk8
image.png
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9枚目:Chunk9
image.png
image.png
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10枚目:Chunk10
image.png
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11枚目:Chunk11
image.png
image.png
image.png

12枚目:Chunk12
image.png
image.png
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おわり

今回は、実際にマップを作成しました。
次回からはプレイヤーの移動処理に移っていきます。

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