#前書き
Thunderbirdのメッセージフィルタの移行はMessage Filter Import/Export Enhancedを使うことが多いらしいが、Thunderbirdのアドオン管理機能からは検索されず、更新もしばらくされていないので使いたくない。
##動作環境
移行元 Thunderbird 45.3.0 (Arch Linux 64bit)
移行先 Thunderbird 45.3.0 (Windows 10 64bit)
前のバージョンでも問題ないと思われる。
#操作
そもそも、メッセージフィルタの設定ファイルがどこにあるのかわかれば、そのファイルを移行すれば問題ない。
ファイルはmsgFilterRules.datというもので、これを適宜コピーなどすればいい。
場所は
Linuxの場合
~/.thunderbird/[profile].default/[Mail or ImapMail]/[domain]/msgFilterRules.dat
Windowsの場合
$HOME\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\[profile].default\[Mail or ImapMail]\[domain]\msgFilterRules.dat
Macだと
$HOME/Library/Thunderbird/Profiles/[profile].default/[Mail or ImapMail]/[domain]/msgFilterRules.dat
にある。
[Mail or ImapMail]はpopかImapかで代わる(と思う)。
移行先では
- Thunderbirdの停止(終了)
- 該当ディレクトリ/フォルダにコピー
- Thunderbird起動
#参考
Thunderbirdのフィルタの移行・バックアップの取り方 | ネット衆善奉行
Thunderbirdのメッセージフィルタ移行 - hiraiva.log
Thunderbird 24.2.0 のメッセージフィルターを移行する | M-Gate