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EclipseにGo開発環境構築(mac)

Last updated at Posted at 2017-06-18

goを始めてみようとして開発環境を作ってみました。

以下、2サイトを参考にさせていただきました。
Goの開発環境 Eclipse+GoClipse(Mac OS X)
mac×Eclipse×GoClipse構築備忘録

構築した環境は以下となります。

  • macOS Sierra ver10.12.5
  • Eclipse Neon.1a Release (4.6.1)
  • go 1.8.3

Goのインストール

goのインストールは以下のコマンドをターミナルで実行します。

brew install go

インストールが正常に行われたら、.bash_profileへ環境変数を追記します。

vi ~/.bash_profile

export GOROOT=/usr/local/opt/go/libexec
export GOPATH=$HOME
export PATH=$PATH:$GOROOT/bin:$GOPATH/bin

GoClipseのインストール

今回は、タイトルにもある通り、Eclipseへ開発ツールをインストールしていきます。
EclipseでGoを開発するためのGoClipseというものがありました。

Eclipseメニューの「ヘルプ」から「新規ソフトウェアのインストール..」を選択します。
表示されたインストール画面にて、作業対象へ以下のURLを指定してEnterを実行します。

インストールするものは「GoClipse」のみにチェックしておきます。

スクリーンショット 2017-06-18 22.32.03.png

インストールが無事終了すれば、Eclipseの再起動が自動的に開始されます。

再起動後、正常にインストールが行われていれば、Eclipseの「環境設定」に、
Goのメニューが追加されているはずです。

スクリーンショット 2017-06-18 22.35.27.png

GoClipseの設定

まずはメニュー「Go」にある「Go installation」を設定します。
参照ボタンをクリックして/usr/local/opt/go/libexecを指定します。

「Eclipse GOPATH」に関しては、以下にそれぞれチェックしておきます。

  • 「Use same value as the GOPATH environment variable」
  • 「Also add project location to GOPATH, if it's not contained there already」

スクリーンショット 2017-06-18 22.44.51.png

次にツールの設定を行います。
設定するツールは以下の4つです。

  • geocode
  • guru
  • godef
  • gofmt

gofmtに関してはデフォルトロケーションを使用できるみたいなので、使用にチェックを入れておきます。「Format automatically on editor save」にも入れておくと、Goファイルの保存時にフォーマットされるので便利です。

それぞれ設定するにはインストール・ビルドしている必要があるため、インストールしていない場合はインストールしてビルドしておきます。
ターミナルで以下を実行します。

go get -u github.com/nsf/gocode
go build github.com/nsf/gocode

go get github.com/rogpeppe/godef
go build github.com/rogpeppe/godef

インストールしたパスをそれぞれに設定したらツール設定も終了です。

スクリーンショット 2017-06-18 23.10.33.png

GoでHello world

Eclipseのパッケージ・エクスプローラーで右クリックしてGoプロジェクトを新規作成します。

スクリーンショット 2017-06-18 23.21.21.png

名前とロケーションはお好みのものを入力し「完了」します。
完了後はプロジェクトが作成されます。

スクリーンショット 2017-06-18 23.24.07.png

次に実際にHelloworldのソースを書いていきます。その前に「src」の下にフォルダを作成しておきます。
(「src」直下にクラスファイルを置いて実行したらエラーになりました。)

フォルダを作成したら、そのフォルダ直下に「Go File」を作成していきます。

スクリーンショット 2017-06-18 23.28.08.png

スクリーンショット 2017-06-18 23.29.36.png

Go Fileには以下を記述して完成です。

main.go
package main

import (
	"fmt"
)

func main() {
	fmt.Println("Hello world!")
}

実行してコンソールに「Hello world!」と出力されれば環境構築は完了です。

スクリーンショット 2017-06-18 23.35.30.png

補足

main.goの実行方法ですが、ファイルを右クリックし「実行」→「実行の構成..」を選択し、Go Applicationを新規作成して実行をクリックします。

スクリーンショット 2017-06-18 23.37.18.png

スクリーンショット 2017-06-18 23.38.25.png

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