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#1 DynamoDBのポイントインタイムリカバリ(PITR)を有効にする方法【AWSコンソールで簡単設定】

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Last updated at Posted at 2026-07-06

はじめに

DynamoDBを使うなら最初に設定しておきたい5つのポイント

上記記事の設定しておきたいポイントその1として紹介した、ポイントインタイムリカバリ(Point-in-Time Recovery:PITR) について、本記事ではAWSコンソールから設定する方法を紹介したいと思います。

コンソール画面のスクショ付きで作成しているので、少しでも参考になれば幸いです。


PITR(ポイントインタイムリカバリ)とは?

おさらいにはなりますが、
PITRは、DynamoDBテーブルを過去35日以内の任意の時点に復元できる機能です。

例えば、次のようなケースで役立ちます。

  • 誤ってデータを削除してしまった
  • アプリケーションのバグで大量のデータを書き換えてしまった
  • DELETEやUPDATEを誤って実行した

イメージ

10:00  正常
11:30  誤ってDELETE
12:00  障害に気付く
        │
        ▼
11:29時点へ復元

本番環境では有効化を強くおすすめします。


PITRの注意点

設定する前に知っておきたいポイントです。

  • 過去35日以内の任意の時点へ復元可能
  • 復元先は新しいテーブルとして作成される
  • 元のテーブルが上書きされるわけではない
  • PITRを有効にすると追加料金が発生する

設定手順

① DynamoDBを開く

AWSマネジメントコンソールから

DynamoDB

を開きます。

image.png


② 対象テーブルを選択

左メニューの

「テーブル」

をクリックします。

image.png

一覧からPITRを有効化したいテーブルを選択します。

image.png


③ 「バックアップ」を選択

テーブル画面を開いたら、

上部メニューの

「バックアップ」

をクリックします。

image.png


④ ポイントインタイムリカバリを有効化

「ポイントインタイムリカバリ」の項目にある

「編集」

をクリックします。

image.png

表示された画面で

①ポイントタイムリカバリの有効化(Enable)

を選択します。

続いてバックアップリカバリ期間を

②任意の値に設定

します。

最後に

③保存

をクリックすれば設定完了です。

image.png


有効になったか確認する

設定後、

バックアップ画面で

状態:オン

となっていれば設定完了です。

image.png

◎よくある誤解ポイント

PITRは有効化しただけで固定料金が発生するわけではありません。

課金はPITRが有効なテーブルの保存データ容量に基づいて行われます。そのため、テーブル作成直後でデータが保存されていない場合は、PITRを有効化していても料金は基本的に発生しません。ただし、データを保存すると、その容量に応じてPITR料金が発生します。


実際に復元するときは?

PITRを利用して復元する場合は、

対象テーブルの

「ポイントタイムリカバリ」→「復元」

を選択します。

image.png

復元時には、

  • 復元日時
  • 新しいテーブル名

を指定します。

image.png

sample-table
        │
復元
        │
        ▼
sample-table-restore

※元のテーブルは変更されません。


AWS CLIで設定する方法

CLIから有効化することもできます。

aws dynamodb update-continuous-backups \
  --table-name sample-table \
  --point-in-time-recovery-specification \
  PointInTimeRecoveryEnabled=true

状態を確認する場合はこちらです。

aws dynamodb describe-continuous-backups \
  --table-name sample-table

よくある質問

Q. PITRとバックアップは何が違いますか?

PITR オンデマンドバックアップ
過去35日以内なら任意の時点へ復元可能 バックアップ取得時点のみ復元可能
自動で継続バックアップ 手動または自動で取得
障害復旧向け 長期保存向け

両方を併用するケースも多くあります。


Q. 元のテーブルは上書きされますか?

いいえ。

復元すると新しいテーブルとして作成されます。

そのため、安全にデータを確認してから切り替えることができます。


Q. 無効化できますか?

はい。

同じ画面からPITRを無効化することも可能です。

ただし、本番環境では無効化しないことをおすすめします。


まとめ

DynamoDBのPITRは、万が一のデータ損失に備えるための非常に重要な機能です。

設定は数クリックで完了するため、テーブル作成後はすぐに有効化しておきましょう。

設定手順のおさらい

  1. DynamoDBを開く
  2. テーブルを選択
  3. **「バックアップ」**をクリック
  4. ポイントインタイムリカバリを有効化
  5. 保存して完了

本番環境ではもちろん、検証環境でも誤操作に備えてPITRを有効にしておくと安心です。


参考

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