私はデータ加工の週1チャレンジ問題集である「PreppinData」に、
2023年11月頃から継続チャレンジしているのですが、
その中で何気なく使っていた「パーセンタイルランク(百分位ランク)」のことをちゃんとわかってないことに気づいたので、
今更ながら整理してみたいと思います。
PreppinDataの詳細についてはこちらを参考にどうぞ
Preppin’ Data入門 by TableauPrepユーザー会
尚、パーセンタイルランクについては他にも分かりやすい記事がありますし、
全然難しい内容ではないので、個人の備忘録的なものに留まっています。
「パーセンタイルランク」の定義
これについてはネットで検索すると私の場合GoogleなのでAIが真っ先に答えてくれました。
これで理解できた方はもうこれ以上読まなくて大丈夫です(笑)
要するに、その順位が相対的に何%かということなんですね。
実際にどういうことなのか、サンプルスーパーストアを使ってTableau Prepで検証してみましょう。
スーパーストアで検証
サンプルスーパーストアをTableau Prepに読み込ませてみました。
スーパーストアデータは十分綺麗なデータなのでPrepでなんかする必要なさそうですが、
Desktopで計算を作る前にPrepで必要な列を作っておくと便利だと思います。
で、今回は顧客ごとに売り上げのランクを見ていきたいのですが、
スーパーストアは商品の売上ごとにデータが記録されていて、
「顧客一人当たり」のデータでは無いので、
「顧客一人当たり」にするためにまず集計したいと思います。
はい、集計できました。
グループ化は顧客名だけでもいいのですが、
同姓同名の人がいるとややこしいので顧客IDも加えました。
(大企業なんかの実務データでは同姓同名、結構ありますよね!)
普通のランクを作る
まずは普通のランクを作って確認していきましょう。
「「売上」の3点リーダーをクリック>計算フィールドの作成>ランク」をクリックしてくと
ランク作成画面が出ます。
ここでは単純に顧客の売上の降順ランクなので、
フルテーブル、売上のランクの降順でOKです。
(ランクの細かい作り方の説明は割愛します)
はいできました。
ちゃんとランクができてますね。
パーセンタイルランクを作る
では、同じように「パーセンタイルランク(百分位ランク)」を作ってみましょう。
先ほどのやり方と同じで、
「ランク」を「百分位ランク」に変えるだけでOKです。
出来上がったランクをデータビューで見てみましょう。
なんか、小数点がやたら多くてわかりにくくないですか?
そんな時は、100かけて%表示にし、小数点も一桁までに丸めてしまいましょう。
計算フィールドから、このような式を作ります。
で、出来上がったのがこちら。
無事、一桁台で表示されています。
これをよく見ると、先ほど生成AIであるGeminiが説明してくれた、
「自分のスコアや値が全体のどの位置にあるのかを示す値」というのがわかってきます。
売上で見た際に全体の上位3%の位置にいることが分かります。
もう少し下を見てみると、
「橋口優太」さん「武田遥」さんあたりが、
売上で見たときに全体のちょうど真ん中に位置することが分かります。
このことから、上位10%以上とそれ以下でプロモーション戦略を分けるといったアクションが考えられそうですね。
以上、パーセンタイルランクの説明でした。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ググれば十分出てくるし今更記事にするまでもない内容だとは思うのですが、
私の記事は「小学生でもわかるように」を目指していますので、
Tableau Prepやデータ加工の初心者の方に届けばいいなと思って書かせて頂きました。
この記事が誰かの助けになれば大変嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Rieko