はじめに
2023年10月から12月まで3ヵ月間でアソシエイト資格を取得(更新含む)したので、それぞれの受験時の学習内容や感想などを覚えているうちに振り返りたいと思います。
※個々の体験記に利用した教材を載せてますので、ご参考までに。
- AWS デベロッパーアソシエイト(DVA-C02)合格体験記(2023/10)
- AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA-C03)合格体験記(更新)(2023/11)
- AWS SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA-C02)合格体験記(2023/12)
取得した資格
資格 | バージョン | 受験日 | 点数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
AWS Certified Developer - Associate (DVA) | DVA-C02 | 2023/10 | 811 | |
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) | SAA-C03 | 2023/11 | 838 | 更新 |
AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA) | SOA-C02 | 2023/12 | 874 |
ざっくりどんな試験だったか
- DVA
開発系サービスの使い方問題が多かったです。
API Gateway,Lamdba,DynamoDB,KMS,SQS,S3,Cognito,ElastiCashe,Beanstalk,codeシリーズ,cloudformation…etc - SAA
様々な要件(性能・コスト・可用性…etc)に合う適切なサービスの構成(組み合わせ・使い分け)やタイプ(S3ストレージクラスとかEC2購入オプションとか)の選択を問われる問題が多かったです。
サービス的にはEC2やVPCやELBのインフラ系サービスから開発系・運用系サービスまで幅広くでました。 - SOA
運用系サービスの使い方(制限のかけ方、バックアップ、冗長化など)、何かしら不具合時エラーの発生理由などを問われる問題が多かったです。
CloudWatch,AWS Config,Systems Manager,CloudFormation,Organizations,IAM,Auto Scaling…etc
受験の順番
DVA → SAA → SOA の順番で受験しました。
この順番にした理由としては、SAAを既に取得していたためDVAかSOAの2択だったのですが、DVAのほうが比較的簡単という話を良く聞いたため。というあまり深い理由なくDVAを先にしました。(私には十分難しかったですけど)
順番に関して思ったこととしては、
・DVAはSAAの前でも後でもあまり変わらなそう。試験内容があまり被らない。
・SOAはSAAの後のほうがいい。範囲が被る部分が多いため学習しやすい。
ということで、1つ目はDVAかSAAで、どちらを先に受けるかは、
アプリ開発の方ならDVA、インフラや運用、営業系の方ならSAAが良いのではないかなと思いました。
学習方法
資格 | 書籍 | WEB問題集 | ハンズオン | 学習時間 ざっくり |
---|---|---|---|---|
DVA | あり | CloudLicense | 業務の環境構築 | 120h |
SAA | あり | CloudLicense + Udemy | なし | 90h |
SOA | あり | CloudLicense + Udemy | AWS Hands-on for Beginners | 100h |
書籍
3資格とも購入しましたが、受験勉強開始時に1回さらっと全体を読んだ感じで、問題集使いだしてからはあまり見ることはありませんでした。毎回この工程は無くてもいいかもと思いつつ。。
Web問題集
CloudLicenseを主に利用して学習しました。
有料プランの有効期間が3ヵ月はこの3資格のためにずーーーーっと使ってました。
7問ずつくらいの区切りがちょうどよくて、自分のペースやモチベーションに合わせて進められました。
最終的に本試験モードで9割を安定して取れるようになるまで実施しました。
ただ、DVA受験時にCloudLicenseだけで臨んだのですが、本番受験時に不安になる問題が多かったので、もうちょっと難しめの問題の学習を取り入れたくてSAAからはUdemyを追加しました。
SAA,SOAに関してはこのCloudLicense + Udemyで本番受験時にかなり手応えを感じられるようになりました。(点数も良くなりました)
ハンズオン
DVAとSOAの学習時にハンズオンを行いました。
DVAは業務の環境を利用して、サーバレスやマネージドサービスを中心に触りました。SOAでは、AWS Hands-on for Beginnersで運用系サービスの基本的な操作を試せるものを利用しました。問題集では言葉で覚えるだけだったのですが、実際に触ることで理解を深めることができました。
やっておいて良かったなという印象です。
SAAでは特にハンズオンは行いませんでした。
学習時間
いずれも80時間から100時間ほどは少なくとも行っていたと思います。
DVAが1つ目の資格だったことと理解のない領域だったことから、ハンズオン入れて丁寧に学習を行いました。1番時間をかけたと思います。
SAAは更新だったこと、SOAはハンズオン取り入れたもののSAAの続き、ということでDVAほどは時間はかかりませんでした。
学習時間は、ちゃんと計測しておらず、かなりざっくりとした感覚的な数字です。すみません。。
試験の感想
DVAは、時間をかけて丁寧に学習したため結構自信を持って本番試験に臨んだのですが、本番では学習内容よりもう少し深い内容や、問題集でノーマークだった問題(確かRoute53+ALBあたりの)が出題されて少し不安な結果でした。結構難しかったな。。。というのが正直な感想です。
SAAは、とにかく使い分けパターンの問題が多くでるので、問題集の数をこなすことが重要かと。
SOAは、ハンズオン実施したものの問題集が結構難しくて、問題集にないシチュエーションの問題が多く出るとかなり厳しそうだな、とあまり自信なかったのですが、本番は問題集の問題がかなり出題されたので、本番受験時はとても簡単でした。(これはラッキーだったのかも)
今後に向けて
結果的に無事に3冠取れましたが、完全に資格取得向けの学習だったため、
今後は得た知識を使えるようにするために、もっと実際の業務を通じて触っていきたいなと思います。
・・・と書きながら、次の資格取得に向けて問題集やってます。
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