vagrant upコマンドでエラーが発生、解決に三日ほど時間がかかったので対処法を記録〜
環境
Windows10 pro
Vagrant 2.2.4
Virtualbox 6.0
※現行の最新版(Vagrant2.2.19/Virtualbox6.1)の組み合わせではvagrant upコマンドを打ってもauth method: private key
で止まってしまうという、この記事のメインとなるエラーとは違うエラーが出たため、マイナーバージョンをインストールして無理矢理解決させた。
どんなエラーが出たか
==> ###: Booting VM...
There was an error while executing `VBoxManage`, a CLI used by Vagrant
for controlling VirtualBox. The command and stderr is shown below.
Command: ["startvm", "fe623649-8ae4-42fc-8725-d9a2049a4371", "--type", "headless"]
Stderr: VBoxManage.exe: error: Call to WHvSetupPartition failed: ERROR_SUCCESS (Last=0xc000000d/87) (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED)
VBoxManage.exe: error: Details: code E_FAIL (0x80004005), component ConsoleWrap, interface IConsole
原因
問題はこの部分
Stderr: VBoxManage.exe: error: Call to WHvSetupPartition failed: ERROR_SUCCESS (Last=0xc000000d/87) (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED)
調べてみたところ原因はHyper-Vというものが有効になっていることらしい。
VirtualboxはHyper-Vと競合するため、Virtualboxを起動させるためのVagrant upコマンドでエラーが出ているみたい・・・
Hyper-Vの状態の確認方法
管理者権限でPowerShellを起動させ、以下のコマンドを実行し、その下に貼った画像のようになっているかを確認
systeminfo.exe
ここからが戦いだった・・・
色々試した、、、でもダメだった
- Vagrantのバージョンを変える
- VirtualBoxバージョンを変える
- Windowsの機能の有効化でHyper-Vを無効(チェックを外す)後、再起動
- コマンドプロンプトを管理者として起動し
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off
その後再起動
- PowerShell(管理者権限)で
Disable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V-All
↑Hyper-V関連すべての停止のコマンド
その後再起動
などなど・・・
なのに・・・
何でやねん!
あーきもい、しつこい、泣きそう
と思っていながらたどり着いた記事の
コア分離機能の「メモリ整合性」の設定をオフにするといいっすよ〜
試してみるか・・・
オフる
そして再起動
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できた!!
こんなんわかんねぇよ…
とりあえず起動してよかった〜!!