Java言語の勉強をしようとして、VSCodeで開発環境を構築するのに少し手こずってしまった…
とりあえず構築はできて、(今のところ)問題なく学習をやれてるので記事にしようかと思います。
あくまで自分がやった通りの手順を書いていきます。
その前に
Javaの開発に必要なツール
①ソースコードの作成と編集(今回はVSCode
を使用)
②コンパイルによる変換(Javaコンパイラ)
コンパイルとは
ソースコードはそのままだと実行できないので、まずコンパイルと言う処理を行い、ソースファイルをクラスファイル(拡張子.class)に変換します。
クラスファイルにはソースコードの各命令をコンピュータが実行しやすいように変換したバイトコードが中に詰まっている。
③完成プログラムの実行(Javaインタプリタ)
バイトコードではまだ実行ができないので、インタプリタというソフトウェアに対してバイトコードの変換と実行を依頼します。インタプリタ内のJVM(Java Virtual Machine)
という仕組みでバイトコードを読み込みながらマシンコードに翻訳すると共にCPUに送って処理を実行させます。
JDK(Java Development Kit)
Javaプログラムの開発に必要な各種ツールやAPIライブラリを詰め合わせたもの。
JDKをインストールすることで、上記の②に必要なjavaのコンパイラや、③で必要なインタプリタをなどを利用できる
ようになります。
それでは環境構築をやっていく
VSCodeは使用できる状態という前提で進めていきます。
JDKのインストール
JDKはさまざまなコミュニティから提供されていますが、ここではAdoptOpenJDKによるJDKの導入手順を紹介します。
まずは以下のリンクへ
AdoptOpenJDK
最初からチェックがついているので、そのまま「asoptium.net」をクリック
僕はtemurin11にチェックして「Latest release」をクリック。ここは17にしてもよかったかなと思ってます。
するとファイルがダウンロードされます。
ダウンロードされたファイルを開くとインストーラーが起動します。
「続ける」や「同意する」をクリックして先に進めていき、インストールを完了させます。
セットアップを確認する
JDKが正しく導入されたかを確認します。
ターミナル画面を起動し、次の2つのコマンドを1つずつ入力します。
java -version
javac -version
いずれも、インストールしたバージョン番号("11.0.6"など)が正しく表示されるか確認してください。
確認ができたらインストールは完了です。
VSCodeで拡張機能を追加する
「Extension Pack for Java」という拡張機能をインストールします。
実際にコードを書いて実行してみる
①フォルダを作成(名前はお好きに)
②新規エディタでコードを書いて、フォルダに保存(拡張子は.java)
public class Sample{
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello World!");
}
}
③ターミナルを起動させ、カレントディレクトリを先ほど保存したjavaファイルのあるディレクトリ(フォルダ)に変更します
④作成したjavaファイルを「javac ファイル名.java」のコマンドでコンパイルします。
javac Sample.java
コンパイルが成功すると、javaファイルを保存したフォルダに「classファイル」が生成されます。
⑤「java クラス名」のコマンドで、classファイルを実行します。
java Sample
=>Hello World!
最後に
以上が自分が行った開発環境構築の手順です。
Javaは初めてで正直これで大丈夫なのか不安なところではありますが、問題なく勉強がスタートできてよかった。
もし、有識者の方で「間違ってる」や「これもしとくべき」などご意見ありましたら、コメントいただけると幸いです。