WorkSpacesの常時起動(AlwaysOn)は無料枠対象外だよ!
注意
※ この記事はAmazon WorkSpacesをよく理解せずにやらかした体験談です。
AWSや使用したハンズオンを批判する意図はありません。
※ 知らないサービスを利用する際は必ず見積もり等を行った上で使いましょう。
1.はじめに
AWS資格を取得した際にAmazon WorkSpacesは目にしたことがあり、
どんなサービスかくらいは知ってました(仮想デスクトップサービスなんだなーくらい)
新しくアサインされた現場でWorkSpacesが使用されていることもあり、
勉強がてらどこかで見かけたハンズオン資料を参考に試してみることに。
(やらかしたのは2ヵ月ほど前で、今探してもその資料は見つけられず…うかつ)
2.やらかし
参考にした手順の中に、「常時起動(AlwaysOn)」を指定する場面があり
MC上でも「無料枠の対象」と記載があったので
「あ、これ無料なんだな」
と深く考えずにUbuntuとWindowsの両方を常時起動で作成しました。
3.請求アラームの発報
無事にハンズオンが終わり、環境を削除。
その翌日になにやらBilling Alermのメールが。
(111.80USD…?何かの間違いでは…?)
4.原因を調査
原因といえば前日のWorkSpacesしか思いつかなかったので、
慌てて確認したところ衝撃の事実が発覚しました。
- 無料枠は「AutoStop」構成でのみ適用
- 常時起動(AlwaysOn)は無料枠の対象外
あっ… ^o^
5.AWSサポートに相談
すぐにAWSサポートへ問い合わせ、
- 学習目的で利用したこと
- 環境はすぐに削除したこと
- 無料枠と勘違いしていたこと
を正直に伝えたところ、初回限定で全額返金対応していただけました。
ありがとうAWS…
6.教訓
- 無料枠は条件があるので、必ず細かい条件を確認する
- WorkSpacesは起動モードで料金が大きく変わる
- AutoStop → 無料枠対象
- AlwaysOn → 構築した瞬間に月額課金
- 初めて使うサービスは、事前に料金シミュレーションをしておく
- Billing Alarmは設定しておくととっても安心
7.まとめ
ハンズオンするときはどのくらいの課金が発生するか自分の目で確かめよう!
みなさんもハンズオンするときはお気をつけ下さい。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!Qiita初投稿でした。
難しいことは書けませんが、学習の中で得た学びなどを発信していけたらと思っています。
同じように学習されている方のお役に立てれば幸いです!