普段Macを使用している大学院生です。
最近ゲーミングPCを購入したのですが、Windowsのショートカットが使いにくかったためMacと同様の配置にしてみました。
AutoHotKeyを使う
AytoHotKeyでは自分用のコマンドを作成できます。
概要と導入方法はこれ見たらわかります。
[Qiita] Windows10へAutoHotkeyの導入（キーマップの変更）
カーソル移動ショートカット
今回作成したカーソル移動コマンドは以下の４つです。Macの⌘をCtrl、OptionをAltで同様のコマンドを作成しました。
| 操作 | コマンド |
|---|---|
| 行端に移動 | Ctrl + →(←) |
| 先頭・末尾に移動 | Ctrl + ↑(↓) |
| 単語ごとに移動 | Alt + →(←) |
| 段落の先頭に移動 | Alt + ↑(↓) |
また、これらのコマンドをShiftを押しながら入力することで、範囲選択を行うこともできます。
その他のコマンド
追加で、私が普段Macで使っている以下の3つコマンドも作成しました。
| 操作 | コマンド |
|---|---|
| ブラウザのタブ移動 | Ctrl + Alt + →(←) |
| ブラウザページのUndo、Redo | Ctrl + Shift + [ ( ] ) |
| "もとに戻す"のやり直し(Redo) | Ctrl + Shift + Z |
以下スクリプトです。
こいつをメモ帳に張り付けて.ahkで保存し、AutoHotKeyで実行すると使えるようになります。
cursor\movement.ahk
;macと同じカーソル移動を実現するスクリプト
;^はCtrl、+はShift、!はalt
;「Ctrl + →(←)」で行端に移動するスクリプト
^Right::
SendInput, {End}
return
^+Right::
SendInput, +{End}
return
^Left::
SendInput, {Home}
return
^+Left::
SendInput, +{Home}
return
;「Ctrl + ↑(↓)」で先頭・末尾に移動するスクリプト
^Up::
SendInput, ^{Home}
return
^+Up::
SendInput, ^+{Home}
return
^Down::
SendInput, ^{End}
return
^+Down::
SendInput, ^+{End}
return
; 「Alt + →(←)」で単語ごとに移動するスクリプト
!Left::
SendInput, ^{Left}
return
+!Left::
SendInput, ^+{Left}
return
!Right::
SendInput, ^{Right}
return
+!Right::
SendInput, ^+{Right}
return
;「Alt + ↑(↓)」で段落の先頭に移動するスクリプト
!Up::
SendInput, ^{Up}
return
+!Up::
SendInput, ^+{Up}
return
!Down::
SendInput, ^{Down}
return
+!Down::
SendInput, ^+{Down}
return
; ブラウザのタブ移動:「Ctrl + Alt + →(←)」
^!Left::
SendInput, ^+{Tab}
return
^!Right::
SendInput, ^{Tab}
return
; ブラウザページのUndo、Redo:「Ctrl + Shift + [(])」
^+[::
SendInput, !{Left}
return
^+]::
SendInput, !{Right}
return
; 元に戻す(Ctrl + z)のやり直しを「Ctrl + Shift + Z」で行うスクリプト
^+z::
SendInput, ^{y}
return