こんな人に読んでほしい
「とりあえず、会社のルールとして利用している」
「VPN?とりあえずセキュリティが向上するんでしょ」
「オフィスのリソースにアクセスするために仕方なく」
みたいな感覚でVPNを利用している人。
結論
データの盗聴を防ぐため。
仕組み
VPNを利用してWEBサイトにアクセスするケースを考えてみます。
まずはクライアントPCがVPNサーバーにリクエストを送ります。
この通信は暗号化されています。
その後、VPNサーバーはWEBサイトにリクエストを送ります。
この通信は暗号化されていません。
WEBサイトがVPNサーバーにレスポンスを送ります。
この通信は暗号化されません。
その後、VPNサーバーはWEBサイトにレスポンスを送ります。
この通信は暗号化されています。
つまり、VPNを利用することで、間違えて悪意のあるWi-Fiを利用し、盗聴されても暗号化されているため、それなりに安心というわけです。
気をつけること
データを盗聴された時の情報漏洩のセキュリティを向上させるだけで、ウィルスはダウロードできるできてしまいます。盗聴によるセキュリティが向上しただけなので、気を大きくして変なサイトにアクセスするのはやめましょう。
また、そもそも暗号化をしていないVPNもあります。VPNを運営している会社が信用できるかどうか見極めてから利用しましょう。
参考