Xcodeで開いてるプロジェクトをVSCodeで開くとき、Finderを開いてプロジェクトを探してVSCodeにドラッグ&ドロップするという操作を毎回やっていると、開くまでにそこそこ時間がかかって面倒です。
そこで、Xcodeからショートカット一発でVSCodeを開けるようにする方法について解説します!
そもそもなぜVSCodeを開きたいのか
私は Git/GitHub操作のツール としてVSCodeを愛用しています。
- SourceTreeのように視覚的にブランチの流れを見ることができます。(Git Graphという拡張機能)
- ターミナルもあるので、CUI操作/GUI操作が両方可能!併用すると強いです。
- GitHub公式の拡張機能があるので、プルリクの作成やレビュー、Issueの管理もできます。
他にもコンフリクトの対処や、READMEや.gitignoreの編集などにも使えます。
プレビューを見ながらMarkdownファイルを編集できるのも良いところです。
そんな便利なVSCodeを、Xcodeから一発で開くショートカットの設定方法をお伝えします!
Step1 - ショートカットの実行ファイルを用意
まずは、open_vscode.sh
というファイルを作成し、以下の内容を記述します。
パスが変わらないような適当な場所に作成しましょう。ファイル名は別の名前でもOKです。
#!/bin/bash
open -a "Visual Studio Code" "$(dirname $XcodeProjectPath)"
作成したら、その場所でターミナルを開いて以下のコマンドを実行します。
chmod 755 open_vscode.sh
これはopen_vscode.sh
を実行可能ファイルにするためのコマンドです。
Step2 - Xcodeでショートカットを登録する
Xcode上で command
+,
を押して設定画面を開き、Behaviorsを選択します。
左下の「+」をクリックしてOpenVSCode
と入力します。
右側を1番下までスクロールしてRun
にチェックを入れ、Choose Script...
を2回クリックするとファイル選択画面が現れるので先ほど作成したopen_vscode.sh
を選択します。
最後に、OpenVSCodeの隣に表示されている⌘をダブルクリックして、割り当てたいショートカットキーを押します。私は control
+command
+V
に割り当てています。元々あるショートカットキーと被っている場合はアラートが出るので分かります。
これで完了です!
設定画面を閉じて、割り当てたショートカットでVSCodeが開くか確認してみてください。
逆に、VSCodeからXcodeを開くには?
こっちは特に設定しなくても簡単に起動できます。
Xcodeはxed
というコマンドで起動できるので、VSCodeのターミナル上で
xed .
と打ってEnterすれば開けます。
参考にしたもの