KANJAVA PARTY 2017 !!!に参加したので、完全な主観(当たり前)にて感想を書きました。
B1: 「Spring Security にできること・できないこと」 opengl_8080さん
まとめ
IPAの「安全なウェブサイトの作り方」に沿ったセキュリティ関連の話と言うことで、JJUGCCC 2017の非機能要件とSpring Bootと合わせて読むとより勉強になるかなと思った。
今まで、CSRFやクリックジャッキングは言葉だけで理解していたが、実際にデモを見ることで、再現方法をみてより理解できた。
Spring Securityはほんとに優秀。新規のプロジェクトでSpringを扱うなら、使うほうのが良い。
もちろん、単純に使うだけではなく責務を知った上で、その責務外は自分で解決するべき。
ということで、Securityでも出来ないことも書いてあったのがとても良かった。
B2: 「JUnit5の味見」 山根英次さん
まとめ
不安定部分が多く、JUnit5を実際に使うにはまだ早いかなとは思った。
ただし、JUnit4で不便だった部分に対する便利APIが増えるということで、安定してからつかいたい。特にAssertionの種類が増えたのは便利。Csvあたりも今使っているプロジェクトに使えそう。
資料としては、色々まとめてあるのでわからなくなったら見てみよう。
ただし、今後変更ある可能性が高いようで一部という感じ(Assertionに関しては変更少ないような気がしている)。
B3: 「ストリーム処理ことはじめ ~ Akka Streams と RxJava」 にしかわささきさん
まとめ
現在使っているStreamの動きと、Akka Streamとの違いが詳しく説明された。
Akka Streamでのデータの運びは理解しておくと何かに使えるかもしれない。
またSource → Flow → Sinkの考えがKafka Streamでも似ているらしいので覚えておいて損はない。
Rxについては話がなかった。以上。
B4: 「Microservicesアーキテクチャに取り組んでみえたこと」 藤井善隆さん
まとめ
今回一番面白い話を聞けた。
マイクロサービスとDDDの組み合わせが自分にとっては納得ができた。特にサービス一つを一つのコンテキストとして捉え、コンテキストマップを扱って実装を進めるあたり現場で使っていきたい。
サービスごとのチーム運営にも触れられていて、マイクロサービス化するにあたっての知見も得られた。
実装点でも、SPAを利用して各サービスにAPI通信するのは考えていなかったので、この考えを使わせてもらいたい。
A5: 「DevLOVE関西からギルドワークスへの越境(仮)」 中村 洋さん
まとめ
DevLOVEについての話と、それを自分の姿勢について話してもらった。
実際に自分がハンドリングすることで、自分がいちばん勉強できるというのは確かに。フィードバックが一番得られるのもその通りだと思った。
「越境するために使う技術は常に磨いておく(準備しておく)必要がある。そうじゃないといざという時に周りに理解してもらえない。
ただし、やるやる詐欺はよくない。信用されなくなってしまう」
この部分は今後勉強していく上で心においておく必要があると感じた。
A6: 「オフショア開発にも応用可能!? リモートチームの道具箱」 粕谷大輔さん
まとめ
結論、リモートワークのむずかしい。
会社としても、優秀な人材を確保するためにリモートワークを導入しているところが多い。しかし、現場と家などのコミュニケーションを円滑にすすめるのが難しいということで、その際にやったことをまとめて話してもらった。
会社ではチャットツールをよく使うが、感情表現は大げさなほうが良いらしい。フラットな文章では不機嫌に取られることが多い。またテレビ会議でも同様に身振り手振りをしたほうが円滑に進むらしい。ちょっとやってみる。
結局のところ、リモートも使い所であり、実際に会うという機会を何度か設けないと行けないというので、コミュニケーションってホント難しい。