データフローって何??
Power Apps のデータフローとは外部からのデータを Dataverse に
手動・もしくは定期的に取り込んだり更新を行ったりすることができる機能です。
データフローを使用するには有償ライセンスが必要です。
詳しくは Microsoft の公式ドキュメントを参照ください。
公式:データフローを使用するために必要なライセンス
この記事で実際にやってみること
Dataverse に 社員名簿テーブル
があります。
今回は SharePoint リストのデータを Dataverse のテーブルへ追加していきたいと思います。
以下の記事では Excel データからの取込方法を記事にしていますので、ぜひご参考にしてください。
データフローの作成方法
- Power Apps にログインして左側のメニューから
データフロー
を選択します。 - 「+ 新しいデータフロー」を選択して、フローの名前を付けたら
作成
を選択します。
-
データソースの選択 を選択します。
今回は SharePoint のリストを取り込むので SharePoint Online リスト を選択します。
- 接続するサイトURLを入力します。
- SharePointサイト内のデータ一覧が表示されますので
取込を行いたいテーブルに✅を入れて [データの変換] を選択します。
- テーブルが表示されるので必要に応じてデータの変換を行っていきます。
- 取込先の列とデータの種類が異なる場合はエラーが発生するので必ずデータ変換を行ってください。
- データの変換が終わったら [次へ] を選択します。
- 取込先のテーブルを設定します。
今回は [既存のテーブルに読み込む] を選択して、[宛先テーブル] を選択します。
宛先テーブルが選択出来たら [テーブルの表示名] が自動で表示されるので宛先が間違いないか確認してください。
- インポート方法を設定します。
[アペンドする] と [マージ] がありますが、今回は行を追加したいので [アペンドする] を選択します。
- 列マッピングを行います。
取り込んだソース列と宛先の列をマッピングしていきます。
自動で判定してくれるものもありますが、必要に応じて確認を行ってください。
マッピングが完了したら [公開] を選択します。
データフローが発行されるので完了するまで待機します。
更新が完了したらテーブルに問題なく取り込まれたか確認を行います。
データが問題なく取り込まれていることが確認できました。
マッピング時に設定を行わなかった [在籍情報] などに関してはデフォルトの設定が入っています。
さいごに
以上が SharePoint リストのデータ取込方法になります。
大量のデータを一括で更新することが可能なので使いこなせればデータフローは非常に便利な機能です!
ぜひ活用してください!