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FlutterAdvent Calendar 2024

Day 25

【Flutterエンジニア転職記】求人募集に応募しまくり、一応就職した話

Last updated at Posted at 2024-12-24

はじめに

2024年の9月から11月にかけて、就職活動をしました。条件は以下の通りです

  • Flutter開発が続けられる
  • 正社員、フルリモート

その条件に絞ったせいか、私のスキルが足りないのか、性格に問題があるのか、求職活動は、なかなか大変でした。その中で気づきを得ることができました。この記事では、その経験を振り返りながら、同じようにFlutterでのキャリアを目指す方々に情報を共有したいと思います。
フリーランスで業務委託にすればと言う話もありますが、3ヶ月くらいごとに仕事探しや面接できるほど、メンタル強くないっす

スペック

  • Flutter歴 業務経歴2年、趣味も含めると4年くらい
  • flutter.salon というブログを書いてたり、アウトプットはそこそこ多いはず

就活の方針

どのようにFlutter開発をしている企業を見つけるか、というのが最初にきます。もちろん、自分でアプリを作って、それで収益を上げられるのであれば、それが一番良いです。しかし、他人が喜ぶアプリを見つけるとか、その方向の才能はないです。
ということで、だいたい以下の3つで企業を探しました。FlutterKaigiのスポンサー、就職サイト、エージェント。

  • FlutterKaigiのスポンサー
    わかりやすい。2024年からは求人サイトまでのリンクができたので、見つけやすいかと思います

  • 就職サイト
    色々サイトがありますが、なるべく多く登録した方が良いかと思います、登録するのが面倒ですが。企業側もすべてのサイトに登録しているわけではないので

  • エージェント
    条件を出すと、それに合った企業を見つけてくれます。風の噂では秘密の求人も持っているらしいです。Flutterに限って言えば、「あ、それ見たことある」みたいな案件が多かったです

次ならこうやるな、的な案

転職ドラフトから始めるべし

ひとまず「転職ドラフト」に登録するべき。
このサイトの特徴は、企業側から求職者に対して年収のオファーを出してくれる仕組みがある点です。自分の市場価値なんて分からないので、企業からの評価を参考にして、その後の目安にしました。高めの評価をいただいたので、ありがたがっていたら、全部落ちましたが。
また、転職活動であれば業務経歴を作成します。このサイトでは、業務経歴に対してフィードバックしてくれるので、改善しようという気になります。また、目標文字数なども記載があるので、頑張ってみようという気になります。(私と違って)オファーをたくさんもらってる優秀な方の業務経歴も覗けます。

そんなわけで、自分の基本情報を作成するのに非常に良いかと思います。私の場合、就職活動してないときでも、自分のスキルや経験の記録に使ってます。
最近はChatGPTアプリにブツブツ呟いて、音声入力でそれっぽくまとめてもらって、コピペして整理してます。
(私の 紹介コードは「SKNI」なので使っていただけると、非常に、非常に嬉しい)

エージェント

正直、あんまり使わなくてもいいかな、と思います。転職活動している時間がない、という方にはいいかも。もしくは、長い目を見て、良い案件があったら連絡をいただけるようにしておく。また、転職活動が初めてであれば、色々なアドバイスがいただける(書類のフィードバックや面接の練習)、かも。
就職させると年収の1/3くらい企業から報酬がもらえるので、エージェント使わない方が合格率あげられるのかなぁ、とか勝手に思ってます(過去にエージェント紹介の企業に入社したこともあります)。

就職サイト

私の場合、以下を主戦場にしていました。転職ドラフトでつくったポートフォリオ等をコピーしまくって、登録すべし。なおコメントは私の勝手な主観です。真に受けないでください。というか、コメントと愚痴がごっちゃになってます。

  • 転職ドラフト
    業務経歴書のフィードバックがてら使うと良いと思います。
    とりあえず、月10件までラブコール送れるので、Flutterやっているところに片っ端から送ってみました。「返事がない。ただの屍のようだ」FlutterKaigiのスポンサー様もいっぱいおられる。

  • GREEN
    最大手だと思っている。とりあえず、登録しておく良いです。Flutterをしている会社も見つかります
    エージェントからのメールがちょっと、うざい。エージェントを探しているのなら、すぐに見つかる。

  • Forkwell
    まったく検索で引っかからなかったような企業から連絡を受けた。大手とは違う企業層がいるのかしら。

  • YOUTRUST
    転職サイト代わりでもありますが、お仕事SNSです。エージェントも多いですが、企業のリクルーター様から直接ご連絡いただけるので良いです。

  • Linked-in
    Flutterアプリを開発している関西某テーマパークとか、めっちゃ大手の企業の募集が出てます。応募して、そっこーで祈られましたが。

  • Findy
    Githubと連携されると、想定年収予想が出てくる。年収を高く出して、転職意欲を煽ろうとしている気がする。

  • DODA
    自分で検索できるし、エージェントに相談、もできる。ただ、エージェント経由でも通過率は変わんないかぁ、と感じました。

余談

書類選考ってちゃんとされてるのかしら

「ちゃんと」の定義は微妙ですが、学歴・年齢などの履歴書の確認だけで、Flutterなどの技術レベルの判断はしていないかな、という企業様もありました。(私がそこそこFlutterのレベルが高い、という前提が合っていればですが)。落ちた会社のFlutterのリーダーにイベントで会ったので聞いたら私の書類は見てない、と言ってたし(もちろん気を遣ったという可能性もある)
「オレは間違ってない。間違っているのは企業の方だ!」と思って、メンタル、キープする、大事。

Flutterのアプリをリリースする

iOSとAndroidのアプリリリース経験(個人アプリだとしても)はあった方が良いかと思います。募集要項に結構ある。ただAndroidは住所を晒すらしいし、iOS は年間1万円以上のAppleに納税せねばならんし、ちょっとハードルはある。iOSだけでも、リリースしておくと、いいかも。

長期的なコーディング試験を受ける

1週間くらいの日程のコーディング試験をうけると良いかもしれません。2時間くらいのコーディング試験だとアルゴリズムの知識で若干特殊となります。しかし1週間となると、Flutterやアキテクチャーの知識が関わってくるので、Flutter中級者の方にはお勧めです。
たとえ落ちても、ちゃんとしたアーキテクチャで作っていれば、他社へのポートフォリオにもなるので、良いかと思います。親切な会社はフィードバックも返してくれるので、改善してから出せば、なお良し。
ただ企業ごとに真面目に対応していると大変なので、自分が練習で作った別のサンプルコードなどで代用できないか、など相談してハードルを下げることも重要です。

ネットワーキング

関西在住のため、東京みたいに企業も少なく、イベントも少ない。東京在住だと、FlutterKaigiをはじめイベントがあるから、横のつながりなどができるのかしら。そこから転職がつながるのかも。

Flutterエンジニアの給与

AndroidとiOSのアプリを作っているのだから、通常のAndroid/iOSエンジニアの2倍とは言わないけど、1.5倍くらい給与出してよ、と声を大にして言いたい。しかし現実は悲しく「AndroidとiOS、それぞれでアプリが作れる→2倍の給与を出せる予算がある→大きな企業→給与が高い」という気がします。一方Flutterを使うのは小さな企業・スタートアップ、よって給与が抑えられている気がする、、、

企業様&企業にお勤めの方

毎日色々な転職サイトで企業の検索をしてました。結構めんどくさいです。そこでFlutterだけの(大分偏っている)求人ページを作ろうと思いました。是非とも、登録のご連絡をいただけると嬉しいです。→ここ

まとめ

色々なサイトで3ヶ月弱就職活動を行っていましたが、無事就職できました。内定の数は少ないですが、「Flutterアプリをつくるアプリケーションをつくる」という面白いことをしている会社に入れました。(ちなみにGreenでお声がけをいただきました)
私の経験が皆様のお役に立てば、もしくは少しでも面白がっていただけると、幸いです。

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