この記事は、あの時「もっと◯◯を勉強しておけば！」と思った話 by エルピーアイジャパン Advent Calendar 2025 11日目の記事です。
はじめに
エンジニア人生で私の時間を 地味に奪った 犯人は、マウスへの絶対的な信頼でした。
「別に困ってないし」と思っていたのに、気づけば “移動” とか “探す” とか “戻る” のたびに集中力がスッ…と消える。
ある日、ふと思いました。
「もっと早くにショートカットを勉強しておけば！」 と。
マウス、あなたは悪くない。
ただ「移動」とか「探す」とか「戻る」とかを、全部マウスに任せると、人生が細かく削れていく。
というわけで、私がよく使う “体感で効く” キーボード操作を10個に絞ってみました。
（覚える順番もだいたいこの順がオススメかな..）
この記事は主に Windows のショートカットです（ブラウザ系は他OSでも近い操作が多いです）。
1. Alt + Tab（アプリ切り替え）
「あれ？ ない！？ 」どこに隠れたかわからなくなるほど開きすぎたツールたち...ウィンドウを探してクリックしてる間に、私の集中力がどこかへ飛んで行きます。
そんなときに便利な「Alt + Tab」で サクッとアプリ切り替え。
Alt + Tab → Tab を連打で移動。指の配置はやりやすい形でOK（慣れると視線を戻さなくてよくなる）
ちなみに、私は右手の親指と人差し指かな..
2. Win + ← / → / ↑ / ↓（ウィンドウ整列）
画面を整えるの、意外と時間食いません？
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Win + ←/→：左右にピタッ！ -
Win + ↑：最大化 -
Win + ↓：最小化（または元のサイズ）
比較作業（資料↔エディタ↔ブラウザ）で強い。
最近のWindowsなら Win + Z（スナップレイアウト）も便利です。候補から選ぶだけで、整列がさらに早くなります。
3. Win + V（クリップボード履歴）
「さっきコピーしたやつ、どこいった？」問題を根絶します。
- 初回だけ：
Win + V→ オン - 履歴から選んで貼り付け
- よく使う文は ピン留め で固定
定型文・URL・コマンドが多い人ほどきっと刺さる。
会社PCだとセキュリティポリシーで Win + V が無効なこともあります（使えたらラッキー枠）。
4. Win + Shift + S（範囲スクショ）
「ここだけ見せたい」を最短で実現するやつ。
- 範囲選択 → そのまま貼り付け（Slack/Teams/Qiita/メール/ChatGPT）
説明の摩擦が減るので、コミュニケーションが静かに速くなる。
生成AI（ChatGPTとか）にエラー見てもらいたいときにも、そのまま Ctrl + Vで貼り付けできるのでとっても便利です！
5. Ctrl + L（or Alt + D）アドレスバーにフォーカス
ブラウザでの「検索」は、だいたいこれで始まる。
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Ctrl + L：アドレスバーにカーソル - そのまま文字打つ → 検索 or URL入力
地味だけど、結構効くタイプ。
6. Ctrl + T / Ctrl + W / Ctrl + Shift + T（タブ三種の神器）
-
Ctrl + T：新しいタブ -
Ctrl + W：タブ閉じる -
Ctrl + Shift + T：閉じたタブを復活（神）
Ctrl + Shift + T は 人生の保険。
7. Ctrl + F（ページ内検索）
「探す」時間がそのまま生産性を削ります。
- 仕様書
- 長いログ
- Qiita記事
- Excelのシート内（※できる）
まず Ctrl + F。目でスクロールしない。
8. Ctrl + S（保存）
効率UPというより 事故防止。
でも事故の復旧が一番時間かかるので、結局いちばん効率UP。
9. Ctrl + Shift + Esc（タスクマネージャ直行）
フリーズした時に、Ctrl + Alt + Delete を経由しない派へ。
- 固まったアプリを切る
- CPU/メモリの犯人を見つける
復旧が速い人は、強い。
10. F2（名前変更）
ファイル整理を「クリック→右クリック→名前の変更」から解放。
- エクスプローラーで選択 →
F2→ リネーム - 連番整理にも便利
地味に“片付け速度”が変わる。
ゆ～～くりクリック する方法もあるのですが、せっかちさんにはオススメ！
まとめ
キーボード操作って、スキルというより チリツモ的時間節約 だと思うのですよね。
10個を一気に覚えない。3つだけ今日から使ってみる。
これだけは必須（私的）
Alt + TabWin + ←/→Win + V
まずは「切り替え」「整列」「再利用」の3つだけ。1日で、戻ってくる時間がわかります。
おまけ
マウスもすごかった..