Apple Vision Pro の visionOS 2 で提供される機能
2024年秋頃に正式にリリースされる visionOS 2 は現在、ベータ版)としてリリースされています。今回、ARKitで提供された基本的な機能とvisionOS 1.xでリリースしている機能のバージョンアップについて紹介します。
新機能
Room tracking(ルーム トラッキング)
Room tracking(ルームトラッキング)は、visionOS 2のARKitに追加された機能です。部屋内の境界を識別することができます。この情報から壁と床の正確な位置情報を計算します。詳細情報について以下の記事をごらんください。
Object tracking (オブジェクトトラッキング(物体追跡))
現実世界にあるアイテムをアンカーとして使用できるようにする機能です。日常のオブジェクトを見ただけで有用な情報を表示させたり、家電製品やデバイスにデジタルのマニュアルを表示するようなことが可能です。詳細情報について以下の記事をごらんください。
アップデート
Plane detection(平面検出)
visionOS 1.xでは検出できなかった、「斜め」による平面の検出がvisionOS2では、できるようになりました。
World tracking(ワールドトラッキング)
World tracking(ワールドトラッキング)は、照明の明るさや暗さの変化を検知する仕組みを追加しました。システム側がWorld tracking(ワールドトラッキング)が十分に機能していないことを検知します。十分に機能していない場合、空間内の位置ではなく、向きの変更によるトラッキングに切り替わります。
Hand tracking(ハンドトラッキング)
visionOS 2では、Hand tracking(ハンドトラッキング)がvisionOS 1.xと比較するとスムーズに動作します。Apple Vision Proのディスプレイのリフレッシュ・レートに合わせて、Hand tracking(ハンドトラッキング)のデータ(HandAnchor)が送信されるようになりました。
アップデートの詳細については、以下の記事をご覧ください。
https://1planet.co.jp/tech-blog/applevisionpeo-oneplanet-visionos2-arkit-verup-dd3edb5c-3453-20a5-2a02-102999b6f4f2