Simple Storage Service(S3)
- インターネット対応の完全マネージド型オブジェクトサービス。
無制限のストレージ容量
- パケットと呼ばれるデータの入れ物を作ることでデータの保存ができる。ストレージ容量は無制限である。
高い耐久性
- 一つのリージョンを選んで複数のAZに自動的にオブジェクト形式で冗長化しながら保存する。
セキュリティについて
- アイデンティティベースのIAMポリシー・・・使用するユーザやサービスに付与する。
- リソースベースのパケットポリシー・・・S3パケット自身にポリシーを付与する。
- アクセスコントロールリスト(ACL)・・・割愛
主なユースケース
- アプリケーションデータ保存
- HTML,CSS,JavaScriptなどの静的コンテンツのホスティング
- データレイクのためのデータ保存と分析
Macie
- S3に保存されているデータを自動的にスキャンし、個人情報やキー情報を分類する。パスワードやクレジットカード情報がないか検出してくれる。
Elastic Block Store(EBS)
- EC2インスタンスにアタッチして使用するブロックストレージサービス。EBSは必要な時に必要な容量を確保して利用できる。
AZ内でレプリケート
- 同じAZ内の複数サーバ内で自動的にレプリケートされるため、ハードウェア障害があってもデータがなくならない。EBSでスナップショットを作るとS3の機能でスナップショットがバックアップ保存される。S3自体も複数のAZに複数の施設に自動的に冗長化させる。
ボリューム暗号化
- 暗号化を有効化にすることでボリュームが暗号化される。スナップショットも暗号化される。設定後は追加操作必要なし。
永続的ストレージ
- EBSはインスタンスのホストとは異なるハードウェアで管理されている。よってインスタンスを一時停止して再起動してもデータは残っている。これとは反対に、インスタンスのローカルホストを使用するのがインスタンスストア。こちらはEC2が起動している時にのみ、データを保持する。
ボリュームタイプの変更
- 汎用SSD
- スループット最適化HDD
- プロビジョンドIOPS SSD(io2)
- Cold HDD
いずれも使用中に変更することが可能。容量の変更も可能。
スナップショット
- AZが使用不可になった場合の対応策としてスナップショットがある。
Elastic File System(EFS)
- LinuxサーバからNFSプロトコルでマウントして使用するファイルストレージ。複数のAZで冗長化されているときに使う。このように高可用性をとる場合やインスタンスにデータを保存したくない場合に使われる。
FSx for Windows File Server
- SMBプロトコルを利用したWindowsファイルサーバのマネージドサービス
Backup
- これまで紹介したS3,EBS,EFS,FSxのサービスのバックアップかつ一元的な管理をするサービス。