はじめに

現在AdMobではシュミレーターで起動した際には自動でテストモードの広告が表示されます。
しかし、実機でビルドした際には本番広告が表示されます。
実機テストの際に本番広告を謝ってタップしてしまってポリシー違反に引っ掛かってしまわないように実機テストするデバイスはテストデバイスに登録が推奨されています。

今回はAdMobにテストデバイスを登録する方法を紹介します。

アプリ側での実装

場所はどこでも構いません。
AdSupportをインポートして広告IDを取得します。

import AdSupport

print(ASIdentifierManager().advertisingIdentifier)

// XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX

取得できたらコードは削除して大丈夫です。
後ほど使うので広告IDは控えておきましょう。

AdMob側での設定

「設定」を選択します。

① 「テストデバイス」を選択します。
② 「テストデバイスを追加」を選択します。

① 任意の名前を付けます。
② 「iOS」を選択します。
③ 先ほど取得した広告IDを貼り付けます。
④ 任意の設定にします。※1

※1
「Ad inspector」は実機で広告分析ができるようにするものです。
以下のような画面がアプリ内に表示されます。

今回、私は④で「シェイク」を選択したので端末をシェイクするとこの画面が表示されます。

別に見なくてもいいよって方は「なし」を選択するのが良いと思います。

おわり

無事に実機で表示する広告にも「Test mode」が表示されました！
これでポリシー違反になることはないので安心です。