はじめに
普段はデータベース（DB）を触ったり、SQL文を書く機会がないのですが、案件で少しだけ触れる機会があったので記載します。
今回はクライアントツール 「Table Plus」 を使用しました。
インストール方法、DB接続方法については割愛します。
目次
環境
MacBook Air Apple M3
Table PlusはVersion 6.7.4(642)を使用しています。
テーブル
既に存在するテーブル（t_user）を使用します。
カラムを確認
次に、t_userテーブルのカラムを確認します。
テーブル名で右クリックし「Open structure」をクリックすると以下の画面に切り替わります。
ダミーデータを追加
上部のツールバーにある「SQL」をクリックすると、SQL文を記載できる画面に切り替わります。
SQL文を記載
次にダミーデータを追加するSQL文を記載します。
赤枠で囲った部分は以下のとおりです。
INSERT INTO public.t_user (
mail_address,
name,
hashed_password,
user_role_id,
tenant_id,
del_flg,
failed_login_count,
db_input_date,
db_update_date
)
SELECT
'dummy_user_' || i || '@example.com' AS mail_address,
'Dummy User ' || i AS name,
'dummy_hashed_password' AS hashed_password,
1 AS user_role_id,
NULL AS tenant_id,
0 AS del_flg,
0 AS failed_login_count,
NOW() AS db_input_date,
NOW() AS db_update_date
FROM generate_series(1, 5) AS i;
最終行を generate_series(1, 100) とすると100件追加できます。
ここでは5件追加し、以下のようになりました。
| カラム | 値の内容 |
|---|---|
| mail_address | dummy_user_1 @ example.com から dummy_user_5 @ example.com を作成 |
| name | Dummy User 1 から Dummy User 5 を作成 |
| hashed_password | 固定文字列 |
| user_role_id | 1 |
| tenant_id | NULL |
| del_flg | 0 |
| failed_login_count | 0 |
| db_input_date, db_update_date | 現在日時 |
SQL文の解説
1）
INSERT INTO public.t_user (
mail_address,
// 省略
db_update_date
)
INSERT する対象テーブルとカラムを指定。
2）
generate_series(1,5)
1
2
3
4
5
という5行の数字を返します。
3）
連番「i」を埋め込んだデータを作成
// メールアドレス
'dummy_user_' || i || '@example.com'
iが1〜5なので、生成される値は
dummy_user_1 @ example.com
dummy_user_2 @ example.com
...
dummy_user_5 @ example.com
となります。