AWSの監視サービスを比較しよう!📊
動機
AWSの資格勉強の一環で問題を解いていると、次から次へと新しい監視サービスが出てきていつも翻弄されます。
今回は、そんなAWSの監視サービスを比較し、それぞれの特徴と活用方法をまとめてみたいと思います。
CloudWatchの種類
1. CloudWatch Logs
- 機能: すべてのシステム、アプリケーション、 AWS サービスからログの収集と分析
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活用例:
アプリケーションのログをリアルタイムで監視し、エラーを迅速に発見、通知
シンプルなクエリの実行 - 注意点: ログのデータストレージにはコストがかかる
2. CloudWatch Metrics
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機能: メトリクス(システムのパフォーマンスに関するデータ)の収集とグラフ化(CloudWatch Metrics Insights)
Amazon EC2 インスタンスなど一部のリソースの詳細モニターリングを有効にできる - 活用例: アプリケーションのパフォーマンスをリアルタイムで監視
- 注意点: カスタムメトリクスの作成には少し手間がかかる
3. CloudWatch Alarms
- 機能: メトリクスを監視し、カスタム/設定したアラームの設定と通知
- 活用例: 特定のメトリクスが閾値を超えた場合に通知を受け取る
- 注意点: 多数のアラームを設定すると、通知が過剰に送られることがある
4. EventBridge(CloudWatch Events)
- 機能: アプリケーション、統合された SaaS アプリケーション、および AWS のサービスから生成されたイベントのトリガーと自動化
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活用例: 特定のイベントが発生した際に自動的にアクションを実行する
イベント駆動型のアプリケーション作成 - 注意点: イベントのフィルタリングが複雑になる場合がある
5. CloudWatch Synthetics
- 機能: ユーザー体験のモニタリング
- 活用例: 定期的にウェブテストを実行し、アプリケーションの可用性/パフォーマンスをチェック
- 注意点: テストの作成には手間がかかる場合がある
比較と活用方法
機能 | CloudWatch Logs | CloudWatch Metrics | CloudWatch Alarms | CloudWatch Events | CloudWatch Synthetics |
---|---|---|---|---|---|
主要機能 | ログ収集・分析 | メトリクス収集・グラフ化 | アラーム設定・通知 | イベントトリガー・自動化 | ユーザー体験モニタリング |
活用例 | エラーログの追跡 | パフォーマンス監視 | 異常検知 | 自動化プロセス | ウェブテスト実行 |
注意点 | データストレージコスト | カスタムメトリクス作成 | 多数のアラーム設定 | イベントフィルタリング | テストの作成手間 |
まとめ
なんか改めて調べてみるとそんな種類なかったですね。
でも問題は監視・分析系のサービスがCloudWatch以外にもわんさかあるということ…。
CloudTrail、X-ray、Amazon DevOps Guru、AWS Systems Managerなど
次は、サービス目線での固有/連携できるモニタリング機能をまとめたいと思います。
※生成AIを利用して記事を作成してます。