JSONの中身を確認したい時、どうしていますか?JSONライブラリでパースし、Pretty Print (整形表示)し、ログに出力して確認している方も多いのではないでしょうか?
IntelliJ IDEAやRiderでは、そのようなことをしなくても、Debug機能で簡単にJSONなどの文字列をわかりやすく表示し、確認することができます。
RiderとC#のコードを例に説明します。
Riderのバージョン:2024.3.3
JSONフォーマットの文字列が入っている、string型のtargetJsonという変数があります。
ブレークポイントを張り、デバッグ実行します。Debug tool window、「Threads & Variables」tab中の、変数targetJsonの横、「View」リンクをクリックします。(下図中、赤枠)
すると、次のようなダイアログが出てきます。
変数targetJsonの中身が、Pretty Print (整形表示)され、表示されていることに注目してください。わざわざJSONライブラリでパースし、Pretty Print (整形表示)し、ログに出力しなくても、中身をいい感じに確認することができます。
なお、ダイアログはEditor内の変数targetJsonをホバーすると出てくるツールチップ中の「View」リンクをクリックしても表示されます。
JSON以外のフォーマットでも、見やすくビジュアライズし確認することができます。
次のスクリーンショットは、URLエンコードされた文字列の例です。
URL(decoded)タブ | Rawタブ |
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次のスクリーンショットは、HTMLの例です。
HTMLタブ | Rawタブ |
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他にも、XMLとJWTに対応しているようです。
IntelliJ IDEAやRiderでは、Debug機能で簡単にJSON、HTML、XML、JWT、URLエンコードされた文字列などの文字列をわかりやすくビジュアライズし、確認することができます。
わざわざJSONライブラリでパースし、Pretty Print (整形表示)し、ログに出力しなくても良いのです!便利ですね!活用していきましょう!
参考リンク
公式ドキュメント、調査中。