どうしてこんな議題を？

HTMLをコーディングしている最中に要素同士の間の距離を設定するときにはmarginやpaddingを設定します

marginとpaddingの設定ではある程度同じような効果が得られるのでどちらを使うべきか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか？

プロジェクト内での指針を決めたり技術指導をする際に「結局どっちを使ったらいいですか？」という質問に返答できるように本記事で回答します

結論

要素同士の間の距離は基本的にmarginで設定してください

完璧な設計書を元にコーディングができることはほぼないからです

Webサイトを作成するにあたって画面設計書・ワイヤーフレーム・既存サイトなどを基にコーディングをはじめますが 9割以上の確率で仕様の未定義や変更に直面します

フロントエンドの実装は柔軟に対応できるように進める必要があります

画像引用元:https://ikumen-sim.net/margin-padding

Webページの最優先事項は情報(文字や画像など)を利用者にわかりやすく提供することです

子要素のサイズは文字や画像サイズを基に設定しているはずなので
親要素か子要素のサイズを変更しないといけない場合は親要素を変更させるべきなのです

paddingには複数の子要素との間の距離を一度に設定できるというメリットがあります

状況によって最適な答えは違うと思いますので特に制約がないときの指標にしてください