はじめに
こんにちは、そしてこんばんは!Rockyです。
今年もAdvent カレンダーの季節になりましたね!
今回は、Cloudflare Workersを使って簡単にアプリをデプロイしてみたいと思います!
Cloudflare Workers とは
Cloudflare Workers は、Cloudflare が提供する「サーバーを用意しなくてもコードを動かせるサービス」です。
JavaScript や TypeScript などで書いたコードを、Cloudflare の世界中の拠点(エッジ)で実行できます。
サーバーの構築・運用・スケールを自分で管理する必要がなく、コードを書いてデプロイするだけで Web API や簡単なバックエンドを作れます。
Cloudflareのエッジロケーションを使用するため、レスポンスが無料の割にめちゃくちゃ早いです!
実際にデプロイしてみる
ページを開いてみる
ログインしてダッシュボードを見ると、こんな画面があります。
もちろんまだ作ってないのでなにもないです!
アプリケーションを作成する
いろいろ選択肢がありますね!
Githubも行けそうなので、コード上げといてデプロイも行けそう。。
今回は、テンプレートから作ってみましょう!
LLM Chat App を選択してみる
今回は、自分自身でも作ってみたいと思っていた、LLMのチャットアプリを作ってみます!
Githubアカウントを連携
選択すると下記のような画面になるので、はじめにGithubアカウントを連携させます
その後、任意のプロジェクト名を入れて、デプロイしてみます!
(必要な箇所はデフォルトで入力されています。今回はプロジェクト名の末尾に -cloudflare-workers を追加)
デプロイ完了!
デプロイが終わると、このような画面になります!
これだけで、すぐに閲覧できる状態です。
また、今回設定はしませんでしたが、自動でリポジトリが作成されるため、必要であれば「プライベートGitリポジトリを作成する」にチェックを入れる必要があります。
リポジトリを見てみる
実際に作成されたリポジトリはこちらです。
とりあえず試す前に、覗いてみてください!
デプロイされたページを見てみよう
すげぇぇ!よく見るやつですね!
プロンプト投げてみる
AI動くのかな?と思いきや、ちゃんと動きました!
無料でこのクオリティをササッと作れるの便利すぎる!!!
(ここまで10分かかってません)
今年もクリスマスは一人です悲しいな。。
応答返ってきたのはいいけど、どんなモデル呼び出してるの。。?
調べてみたところ、どうやらCloudflare Workers AI API を介して呼び出しているようです!
https://developers.cloudflare.com/workers-ai/
コード上のモデルは、llamaになっていました!
const MODEL_ID = "@cf/meta/llama-3.3-70b-instruct-fp8-fast";
どのくらいの料金?
みなさんが気になる料金ですが、なんと無料で利用が可能です!
(各種制限あり)
軽い検証だったり、一時的に公開したいときには便利ですね!
https://www.cloudflare.com/ja-jp/plans/developer-platform/
そのままコード編集もできる
なんと、この上部のコードを編集するを押すと
今はなきAWS Cloud9のような形で、編集することができます!
まとめ
今回、Cloudflare Workers を使って LLM Chat App をデプロイしてみましたが、以下の点が特に素晴らしいと感じました。
-
構築スピードが爆速
- テンプレートを選択して GitHub 連携するだけで、10分かからずに アプリが公開できました。環境構築の沼にハマらずにいけた!
-
無料で使える範囲が広い
- 検証や個人のポートフォリオレベルであれば、無料プラン で十分運用可能です。エッジロケーションのおかげでレスポンスも高速!
「とりあえず何か動くものを作ってみたい」「サーバーレスを試してみたい」という方には、Cloudflare Workers は最高の選択肢だと思います。ぜひ皆さんも試してみてください!







