ここでは、主にソースメンバーに対するコマンドを紹介します。
Code for IBMiをインストールしてからあらかじめ用意されているコマンドで、簡単に使用することができます。
【コマンド一覧】
- Start Query
- Start Data File Utility
- Work Query
- Display File Description
- Display File Field Description
- Copy File
- Copy Source File
- Clear Physical File Member
- Clear Save File
実行環境は以下の通りです。
| 項目 | バージョン値 |
|---|---|
| IBMi | V7R4 |
| ACS | バージョン: 1.1.9.7 ビルド ID: 4460 |
| CCSID | 1399 |
| ACS java | java.version: 11.0.2 |
| VSCode | 1.100.3 |
| Code for i | 2.16.1 |
Start Query
STRQRY=クエリ実行
「Query」とは照会プログラムといい、データベースの情報検索の目的で使用されます。
【AS400】
(1)コマンドにSTRQRYと入力する。
(2)「QUERY ユーティリティー」というQUERYのメニュー画面に遷移します。

【Code for IBMi】
Code for IBMi ではこの操作に直接該当する操作がありません。
Start Data File Utility
STRDFU=データ確認・編集
「DFU」とは、データベースの維持や照会を行うDFUプログラムの開発と実行を対話型で行うもの。
【AS400】
(1)コマンドにSTRDFUと入力する。
(2)「データ・ファイル・ユーティリティー」というDFUのメニュー画面に遷移します。

【Code for IBMi】
Code for IBMi ではこの操作に直接該当する操作がありません。
Work Query
WRKQRY=登録済みクエリ実行
STRQRYで開くページの「1.QUERYの処理」内部に直接遷移するコマンド。
(2)「1.QUERYの処理」内部に直接遷移しました。
ここでは、オプションにて「1=作成」を選択し、ファイル名・ライブラリ名を入力するとファイルを作成できます。

【Code for IBMi】
Code for IBMi ではこの操作に直接該当する操作がありません。
Display File Description
DSPFD=ファイル定義表示
ファイルの定義(物理/論理ファイルの属性など)を表示します。
【AS400】
(1)コマンドにDSPFDと入力する。

(2)ここでは「@TAKEDOMI」ライブラリのすべてのファイル「*ALL」を選択します。

(3)このように表示が出ました。

【Code for IBMi】
(1)Action nameを設定します。ここでは「DSPFD_TEST」とします。
※ちなみにこの後DSPFDのオプションを付加することも可能なため、
「DSPFD_Acompany」「DSPFD_Bcompany」とDSPFDの処理でも頻繁に使うオプションでコマンドを分けて作成することで、便利に使うこともできます。
(2)コマンドの動作を指定します。


(3)コマンドが作成できたら、対象のファイルにカーソルを当てます。
「Run Action」を選択すると、処理コマンドの一覧が出ており、追加した「DSPFD_TEST」が追加されています。

(4)「DSPFD_TEST」を選択し、「&LIBLARY/&NAME」の箇所は対象ファイルが指定され、「DSPFD @TAKEDOMI/TESTCODE」となっています。


(5)Enterを押して実行すると、このようにターミナルに表示されます。

Display File Field Description
DSPFFD=フィールド定義表示
ファイル内の各フィールドの定義を表示
(2)ここでは「@TAKEDOMI」ライブラリのすべてのファイル「*ALL」を選択します。

(3)このように結果が出力されました。
※(1)の段階でコマンド入力部に「DSPFFD FILE(@TAKEDOMI/*ALL)」と入力→Enterしても同様の結果が出る。

Copy File
CPYF=データコピー
1つのファイルから別のファイルにデータをコピー(条件付きコピーも可)
(2)ここでは「QEOL」ライブラリのすべてのファイル「HINMSP」を元データとし、「*LIBL」ライブラリの「*PRINT」へデータをコピーします。

(3)このようにコマンド入力部の下に「メンバー HINMSP から 25個のレコードがコピーされた」と表示が出れば処理完了。
※(1)の段階でコマンド入力部に「CPYF FROMFILE(QEOL/HINMSP) TOFILE(*PRINT)」と入力→Enterしても同様の結果が出る。

【Code for IBMi】




このようにターミナルに「メンバー TESTCODE から2個のレコードがコピーされた。」と出力されれば処理完了。

Copy Source File
CPYSRCF
ソースコピー
データベース・ソース・ファイルをソース物理ファイルへコピーし、 コピー元ファイルからコピー先ファイルの CCSID にデータを変換します。
【AS400】
(1)コマンドに「CPYSRCF」と入力する。

(2)ここでは「QEOL」ライブラリの「QDDSSRC」を元データとし、「@TAKEDOMI」ライブラリの「TESTCODE04」へデータをコピーします。
※CRTSRCPF FILE(@TAKEDOMI/TESTCODE04) RCDLEN(92)を事前に実行済。
このコマンドで最大レコード長をそろえたソース物理ファイルを作成している。
(3)このようにコマンド入力部の下に「メンバー BP010P が @TAKEDOMI のファイル TESTCODE04 に追加された」と表示が出れば処理完了。
※この時「BP010P」とは指定したQDDSSRCというファイル全体ではなく、特定の「メンバー(=ソース)」をコピーしたことを意味しています。
【Code for IBMi】
Clear Physical File Member
CLRPFM=PFのデータ削除
物理ファイルの指定されたメンバーからすべてのデータ(削除済みレコードを含む)を除去します。
【AS400】
(1)コマンドに「CLRPFM」と入力する。

(2)ここでは「@TAKEDOMI」ライブラリの「TESTCODE04」のファイルの「*FIRST」先頭行を選択します。

(3)このようにコマンド入力部の下に「 @TAKEDOMIのファイルTESTCODE04のメンバーBPL010Pが消去された」と表示が出れば処理完了。

Clear Save File
CLRSAVF=セーブファイルの初期化
保管ファイルの内容が消去されます。このコマンドは,保管ファイルからすべての既存レコードを消去し,このファイルが使用する記憶容量を減少させます。
【AS400】
(1)コマンドに「CLRSAVF」と入力する。

(2)ここでは「@TAKEDOMI」ライブラリの「TESTSAVF」のファイルを選択します。

(3)このようにコマンド入力部の下に「 @TAKEDOMIのファイルTESTCODE04のメンバーBPL010Pが消去された」と表示が出れば処理完了。

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