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AS400とCode for IBMiでのコマンド比較⑦

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ここでは、主にジョブ・システム状況調査のためのコマンドや、ファイルのインポート・エクスポート(CSVなど)に使用するコマンドを紹介します。
(VSCode上で実行するようなシーンが考えにくいコマンドが多いため、AS400の説明に特化しています。)


実行環境は以下の通りです。 

項目 バージョン値
IBMi V7R5
ACS バージョン:1.1.9.7 ビルド ID: 4460
java version 1.8.0_211
VSCode 1.100.3
Code for i 2.16.1

【コマンド一覧】


WRKJOB

WRKJOB=ジョブ処理

以下の通り、ジョブの処理(実行結果、スプールファイルの処理など)を実行できる(下図は、「10:ジョブログ表示」を実行→F10キーを押下した結果)

【AS400】
wrkjob1.png

wrkjob2.png

wrkjob3.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

WRKACTJOB

WRKACTJOB=活動ジョブの処理

活動ジョブの処理 (WRKACTJOB) コマンドによって、すべての活動ジョブが表示できる。画面が固まってしまったときに、ステータスを確認する際に使用。(他人のセッションも操作できてしまうため、扱いには注意。)

【AS400】
WRKACTJOB1.png

WRKACTJOB2.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

DSPJOBLOG

DSPJOBLOG=ジョブ・ログの表示

以下の通り、ジョブログを表示しプログラムの実行結果を表示できる(WRKOBJ→「10:ジョブログ表示」を実行→F10キーを押下した結果と同じものが表示できる)

【DSPJOBLOGと、WRKJOBLOGの使い分け】
●ジョブが活動中であるかジョブ待ち行列にある場合、またはジョブ・ログが処理中の場合
→ジョブ・ログ表示 (DSPJOBLOG) コマンドを使用する
●完了ジョブの保留ジョブ・ログ、ジョブ・ログのすべてのスプール・ファイル、またはその両方を表示する場合
→ジョブ・ログ処理 (WRKJOBLOG) コマンドを使用する

【AS400】
DSPJOBLOG1.png

DSPJOBLOG2.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

WRKOBJ

WRKOBJ=オブジェクト処理

以下の通り、オブジェクトの作成日・変更日などの情報を確認することができる。

【AS400】
WRKOBJ1.png

WRKOBJ2.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

WRKOBJLCK

WRKOBJLCK=オブジェクト・ロック処理

ファイルに対して操作時に、「ファイルは使用中である。」というメッセージが表示された際に確認のため使用するコマンド。(ファイルを使用しているユーザーなどを表示してくれる、ロックされていない場合は、以下の通り表示が出ない)

【AS400】
WRKOBJLCK1.png

WRKOBJLCK2.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

DSPMSGD

DSPMSGD=メッセージ記述表示

メッセージ記述表示(エラーメッセージ(例:CPF1110等))が出た場合に、内容の確認のために使用。

【AS400】
DSPMSGD1.png

DSPMSGD2.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるが、以下の通りエラーの内容を確認することは可能。
DSPMSGD3.png

DSPMSGD4.png

DSPOBJD

DSPOBJD=オブジェクト記述表示

オブジェクト記述の表示したい際や、指定したライブラリーに、検索したいオブジェクトがあるかを見たい際に使用。ライブラリーなどに*ALLを使用すれば指定が特になくても検索できる。

【AS400】
DSPOBJD1.png

DSPOBJD2.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

DSPLNK

DSPLNK=オブジェクト・リンクの表示

「5=表示」を押下することにより、統合ファイルシステム(Integrated File System、IBMi固有のファイルシステム)のサブディレクトリを辿っていくことができる

【AS400】
DSPLNK1.png

DSPLNK2.png

DSPLNK3.png

DSPLNK4.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

WRKLNK

WRKLNK=オブジェクト・リンクの処理

「5=表示」を押下することにより、統合ファイルシステム(Integrated File System、IBMi固有のファイルシステム)のサブディレクトリを辿っていくことができる

【AS400】
DSPLNK1.png

DSPLNK2.png

DSPLNK3.png

DSPLNK4.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

CHGJOB

CHGJOB=ジョブ変更

ジョブ記述(WRKJOBDで確認できる)で指定した内容を、一時的に変更できるコマンド。下図5250画面は、一例としてCCSID変更を実施

【AS400】
CHGJOB1.png

【Code for IBMi】
デフォルトで存在する「Set CCSID to 1252」を参考に、CCSIDを「5250」に変更する命令を作成、実行した結果
CHGJOB2.png

CHGJOB3.png

CHGJOB4.png

CHGJOB5.png

CPYFRMIMPF

CPYFRMIMPF=インポート・ファイルからのコピー

IBM i でCSVから DB上にデータを出力する際に使用する。

【AS400】
CPYFRMIMPF1.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

CPYTOIMPF

CPYTOIMPF=インポート・ファイルへのコピー

IBM i で DB に保存されているデータをCSVとして出力する際に使用する

【AS400】
CPYTOIMPF1.png

【Code for IBMi】
VSCodeから当該コマンドを実行することは無いと考えられるため割愛

当記事の著作権はIBMに帰属します。
詳細はこちらを参照ください。

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