株式会社ヒストリアさん主催の第13回UE4ぷちコン応募後のあれこれの続き。
やったこと、やれなかったこと、誤魔化したところなどの整理と備忘録として。
この作品、途中でドラゴンが出現して、プレイヤーキャラの仲間の恐竜を食いに来る。その際、いわゆる「Warning!!」演出として、画面を暗くした。何やら雲行きが怪しい感じにしたかった。
使用前
ところが、当時は締め切り直前で完全にテンパっていたし、Post Process Volume すら置いていなかったので、レベルに最初から置いてあった Directional Light を青く暗くして誤魔化していた。
ドラゴン出現時には、「まず影がよぎって」その後「画面に登場する」という演出を狙って作っていたのだが、
(当時の記事)
作品内では演出のためのライトを暗くしてしまった結果、影がものすごく薄くなってしまった。画面の中のコントラストが妙に薄れてしまって、逆効果。すごく残念な絵に。
使用後
…ということで、ライトを暗くする演出をやめて、Post Process Volume での演出に変更してみた。
※ドラゴン出現に合わせて、Post Process Volume の値を変更している。
やはり影がしっかり出ている方が、何やら良く分からない危機感を感じられる …ような気がする。
【おまけ】カメラを Eject して撮った画像
Post Process の Color Grading をいじった。
そもそも、ライトで(特に太陽光=Directional Light)をいじってこういう演出をするのは邪道で、カラーグレーディングを使うべきである …ようなことを、凄腕アーティストさんから聞いた気もする。
- 応募作品動画へのリンク
- とてもありがたい、EGJのおかずさんの Slide Share:猫でも分かるUE4のポストプロセスを使った演出・絵作り