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Power Automate の Office 365 メールの添付ファイルを取り扱う方法(2025年版)

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皆さんこんにちわ、りなたむです。

Power Automate には、テンプレートがたくさんあるので、初めての方はこのテンプレートをそのまま使うでもなにかしらの自動化はできると思います。

image.png

よくあるのは、メールの添付ファイルを OneDrive に格納したり、SharePoint のドキュメントライブラリに格納するやつですよね!

image.png

めちゃめちゃ便利なので、皆さんよくお使いだと思います。
生成するとこんな感じになります。

image.png

実際にメールを操作して動作を確認してみます。

image.png

フローは問題なく動作してくれました!
image.png

では実際にファイルをみてみる・・・と・・・

image.png

image.png

どうやらファイルが壊れているようです。
ファイルサイズも2MBの写真なのに4バイトしかないのもおかしいです。

メールの受信自体はきちんとファイルも受け取っているようです
image.png

つまり、作ったフロー側がおかしいということがわかります。

これについては、以前ふらりさんが生成アクションを使えばいいという記事を書いてくれてました。
https://flali.hatenablog.com/entry/2024/10/27/174426

しかし、実行結果を見てみるとそもそも ContentsBytes という動的コンテンツはありますが、出力結果にその項目がないっぽいです。

image.png

ファイル作成アクションの入力側も、Null(カラ)となっているため、ファイル格納がうまくいきません
image.png

なので、生成アクションは使えなさそうです。

ではどうするか・・・・
と思いまして、アクション一覧をじーっとみていると

添付ファイルを取得というアクションが見つかりました
image.png

どうやら、このアクションをループ内で実行することで、ファイルを正しく取得できるっぽいです。

メッセージIDと添付ファイルIDを指定する必要があるようなので、このようにしてみます。

  • メッセージID
    image.png

  • 添付ファイルID
    image.png

そして、ファイル作成を以下のようにします。
image.png

(コンテンツのバイト数ってなんだよwwww罠かwwwww)

これで修正が終わりました。
再実行してみましょう!

image.png

きちんとファイル作成の Body に情報が入ってきました。
image.png

ファイルサイズも適正に変わり
image.png

画像も無事プレビューすることができました。
image.png

まとめ

というわけで、テンプレートはとても便利ですが、サービスの更新と一致していないので
お試しで使うときもきちんと動作確認して活用し、動きがおかしいのであれば、しっかり調べて修正するようにしましょう!
それが、自身のスキルアップにもつながります😃

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