対象githubアカウントの、全てのリポジトリから、指定したCollaboratorsを削除する。

こんにちは,Rinと申します。
今回は、githubアカウント内の全てのリポジトリから同一Collaboratorsを一括削除するスクリプトを作成しました。
社内共有しているアカウントからメンバーの離脱があった場合などに有効かと思います。
（自分が退職するので、Collaboratorsを手動で外すのが面倒で作成しましたw）

詳しくはこちらのGithubをご確認ください。

全体像

remove.php


 /**
     * GLOBAL
     * gitアカウントのメールアドレス
     * ログインパスワード
     * githubのアカウント名
     * 削除したいユーザー
     * を入力してください。
     */
    $Email = '';
    $PASS = '';
    $USER = '';
    $DELTE_USER = '';


    /**
     * 下記のAPIを実行し、api.jsonを作成してください。別途アクセストークンが必要です。
     * curl  "https://api.github.com/user/repos?access_token={token}&per_page=100&page=1&sort=created" > api.json
     */
    
    $url = './api.json';
    $json = file_get_contents($url);
    $json = mb_convert_encoding($json, 'UTF8', 'ASCII,JIS,UTF-8,EUC-JP,SJIS-WIN');
    $arr = json_decode($json,true);
    echo $count = count($arr);


    for ($i = 0; $i < $count; ++$i) {
        $repoName = $arr[$i]['name'];

        $cmd = "curl -X DELETE -u $Email:$PASS 'https://api.github.com/repos/$USER/$repoName/collaborators/$DELTE_USER'";
        echo $repoName;
        echo exec($cmd);
    }

使い方

まず始めにGithubのsettingからAPIKEYを作成します。
その際にSelect scopesのrepoをチェックしておいてください。

アクセストークンを入手したら下記コマンドを実行しapi.jsonを作成します。

.bash

curl  "https://api.github.com/user/repos?access_token={token}&per_page=100&page=1&sort=created" > api.json

remove.phpの変数を指定します。

remove.php

$Email = 'hoge@gmail.com';
$PASS = 'password';
$USER = 'MYACCOUNT';
$DELTE_USER = 'user_id';

remove.phpを実行します。

.bash

php remove.php

留意点

リポジトリは最大で、100個までしか取得できないようです。
100個以上のリポジトリを取得する場合は、下記の様に別途追加のjsonファイルを生成し、
ファイルを指定して再度PHPを実行する必要があります。

.bash


curl  "https://api.github.com/user/repos?access_token={token}&per_page=100&page=2&sort=created" > api_2.json

remove.php

$url = './api_2.json';

organizationアカウントについて
このスクリプトは通常のuserアカウントで動作を保証していますが、おそらく、

下記のAPIを使用すれば同様のことが可能だと思います。(検証はしておりません。)
参照: GitHub Developer

.bash


curl  "https://api.github.com/orgs/repos?access_token={token}&per_page=100&page=1&sort=created" > api.json

ハマりどころ

アクセストークンを使用した場合、-uオプションなどで、ユーザを指定する必要ありません。
(むしろ指定すると、うまく取得できませんでした。)