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Simple Data Integrator (SDI) 実践入門:データベース可用性監視

Last updated at Posted at 2022-05-17

はじめに

Simple Data Integrator (SDI) はデータ連携エラー発生する際、メール通知する機能があります。その機能を活用してデータベースの可用性監視することができます。

データベース可用性監視(死活監視)設定例

データベース可用性監視の方法は任意のSQLを使ってデータ抽出、CSVへエクスポートします。
処理失敗の場合メール送信します。

マッピング処理フロー

image.png

設定方法

コネクション設定

Source、Targetへの接続を設定。
Source はOracle , TargetCSVファイルです。
設定方法は下記の記事を参照:
https://qiita.com/RiCCT/items/787a41bb54277a3b26c2

ソースコネクション名 ターゲットコネクション名
HRMS_ORACLE
CSV_EXPORT

マッピング設定

1 .「新規マッピング」ボタンをクリックしてマッピング設定画面を開きます。

image.png

2 . ソースコネクション、クエリ、ターゲットコネクション、CSV名を設定

image.png

No 項目 説明
1 マッピング名 マッピング名を入力、任意の名前設定できます。システムは名前の重複チェックしていないですが、管理上、ユニークの名前の設定をお勧めします。
2 ソースコネクション HRMS_ORACLEを選択
3 タイプ クエリを選択
4 クエリのSQL詳細 任意のSQLを入力。Oracle 例:
SELECT SYSDATE
FROM DUAL
5 コネクションコネクション CSV_EXPORTを選択
6 CSVファイル名 出力のCSVファイル名を入力
7 カラム一覧取得 カラム一覧取得ボタンをクリックしてテーブル定義明細取得
8 マッピング対象 CSVファイルに出力するカラムを選択

3 . メール送信設定

3.1 詳細設定 ボタンをクリックして、詳細設定画面を開くます。

image.png

3.2 処理フロー画面上、処理失敗時処理 Yes を選択。その下の詳細設定ボタンをクリックして、メール送信内容を設定します。

image.png

3.3 メール内容設定

image.png

注意

メール送信するため、送信メールサーバーの設定が必要です。詳細は下記のページを参照してください。
https://ja.sdi.ricct.com/userguide/mailsetting/

No 項目 説明
12 メール送信 メール送信をチェックします
13 メール詳細 (送信先、件名、本文など)を設定。※複数のチェックの送信内容類似の場合テンプレートを設定できます。

メール設定画面と処理フロー画面のOK ボタンをクリックして、マッピング画面に戻ります。

4 . テスト実行

マッピング実行 ボタンをクリックして、動作確認します。

5 . 保存

保存 ボタンをクリックして、マッピング設定を保存します。

6 . データベース障害をシミュレーションしてテスト実行

image.png

Information

動作確認する必要がある場合、データベースアクセスできない状況をシミュレーションしてからテストします。
データベースアクセスできない場合、マッピング編集画面開けないないので、メイン画面の実行アイコンをクリックしてテストしてください。 
※テスト環境、かつ他のマッピングに影響しない前提でテストしてください。

例:コネクションHRMS_ORACLEの設定画面で、間違った接続情報を入力し、保存してからテストします。

7 . スケジューラーに登録

適切な頻度で自動チェックするため、スケジューラーを作成してマッピングを登録します。
スケジューラー設定につきまして、下記のページを参照してください。
https://ja.sdi.ricct.com/userguide/schedule/

以上です。

Simple Data Integrator (SDI) 実践入門

参考資料

SDI日本語公式サイト
SDI English Official Website
SDIマップイング設定

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