Windowsのファイル共有は SMBプロトコル(TCP) で実現されています。
そのため、RemoNavi を使うことで、エクスプローラーからリモートマシンのディレクトリを共有することができます。
🔹メリット
RemoNaviを使えば、セキュアな中継を使って、必要な時にのみ、ファイル共有が行えます。具体的には、
- 当該 Gateway設定を利用可能にして、
- 共有サーバ側で Receiver を稼働させ、
- 共有ディレクトリを参照したい側で Sender を稼働させる
の RemoNavi 3要素が揃った時にだけ接続できるようになります。
3つの操作はそれぞれに利用権限があるため、全てで権限が揃わない限り「共有」できませんし、RemoNavi環境でしかアクセスできません。
🔹もし共有するファイルが大容量だったらどうでしょう?
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Google Drive や Box などのサービスならどれほどの費用がかかりますでしょう?
- 極秘情報はそもそもクラウドに置くことはできるのでしょうか?
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一時的な期間のみ共有したい場合はどうでしょう?
- RemoNaviなら接続している間だけ、利用許可のある人だけが接続できます。
- 大容量データを毎回移動や削除する必要もありません。
🔹ファイルの共有手順
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RemoNavi Gateway にて、 Winファイル共有(SMB) のGateway設定を追加
接続ホスト : localhost
接続ポート : 445
接続種別 : L4(Tcp)Stream / Receiver接続 -
共有サーバ側 (Windows PC) にて
- RemoNavi Receiver (Win用) をインストール
- RemoNavi Receiver (Win用) にて、[1] で登録したGatewayを接続設定
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共有参照PC側 (Windpws PC) にて
- RemoNavi Sender (Win用) をインストール
- RemoNavi Sender にて、[1] で登録した Gateway を接続設定。(例として Port番号は 9123 を利用)
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PowerShell で ファイル共有設定
エクスプローラーにて " Z: " で共有ディレクトリにアクセスできるようなります。net use Z: \\localhost\{共有ディレクトリ名} /TCPPORT:{Senderの接続ポート番号} 例) net use Z: \\localhost\share /TCPPORT:9123 'localhost' のユーザー名を入力してください: 共有サーバ側PCのユーザ 'localhost' のパスワードを入力してください: 共有サーバ側PCのパスワード - 共有を削除する場合は以下を実施します
net use Z: /delete
※ 2026/3 PowerShell での "net use" 設定は RemoNavi Sender (Win用) にて画面から設定できるようになりました。

🔸注意
エクスプローラーで ¥¥IPアドレス : Port番号 としたいのですが、それはできません。
もしホストレベルで共有ができてしまうと、共有している全てのディレクトリが公開されてしまいます。もちろん、ディレクトリ毎に公開アカウントは指定できますが、その管理はとても面倒です。
そうしたことを考えれば、[ net use ... ] での共有設定はディレクトリ指定が絶対ですし、Windowsとしてもゼロトラストを踏まえた制約なのかもしれません。
🔹備考
共有参照PC側 (Windpws PC) の [ net use ... ] コマンドは面倒ですが、これだけで安全にWindowsファイル共有ができるようになります。
一方で RemoNavi は どこからでも、どこへでもL4接続できるシステム ですが、それぞれの適用にての利用手順には若干の面倒があります。
私ども株式会社リモナビでは、こうした面倒を軽減すべく、RemoNavi を利用した上位のサービスやアプリケーションの開発にも取り組むべく、現在準備を重ねているところでございます。