みなさん、こんにちは!
現在ラスベガスで開催されているOracle AI World 2026のセッション(Keynote)レポートとなります。 今回はイベント3日目のメインであるKeynoteの模様をお届けいたします。 本カンファレンスですが、昨年からOracle AI World と名前にAIがつきました。
AIがついた意味を、今からOracleのビジネスのあらゆる側面から証拠として提示すると宣言され、Keynoteが始まりました。
自律型セキュリティへの転換
現在AIが急速に発展し、AIエージェントがソフトウェアを記述する時代となり、セキュリティモデルの根本的な見直しが必要となっています。
Oracle AI Security Mesh
そこでOracleは、OpenAIの最新AIモデルを活用した自律型プラットフォームを発表しました!
AIにより自動でインフラ・アプリの脆弱性を発見し、修正対応まで可能となります。
昨今攻撃側のAI活用が先行し、防御側でのAI活用が遅れている中、非常に大きな発表になります。

Oracle × Snowflake
SnowflakeがOCI上でネイティブサービスとして利用可能になることを発表しました!
OCIクレジットにて利用でき、Oracle AI Databaseとの統合も可能とのことです。

OpenAI CEO サム・アルトマン氏の登場!
会場にサム・アルトマン氏が登場し、一番の大歓声が上がりました。
アルトマン氏の発言内容を以下にまとめます。
GPT-6の影響について
2026年8月にリリースされたばかりのGPT-6は予想を上回る成果を上げ、コーディング、セキュリティ、科学分野でのAI導入を大きく加速させています。
特に、これまで開発者ではなかった人々が、AIによって創造的なアイデアを直接アプリケーションとして形にできるようになった点が大きな変化として挙げていました。
AIセキュリティについて
アルトマン氏自身もAIシステムが発見する脆弱性の数に驚愕しており、企業に対して現在のセキュリティの脅威状況を深く理解し、AIを活用した防御策を講じることを推奨しています。
①脆弱性の発見
AI自体が新たな脆弱性を作り出しているのではなく、過去に開発されたソフトウェアの既存のセキュリティ問題を発見する手助けをしています。
②先制的な対応
悪意のあるハッカーに攻撃されるのを待つのではなく、AIを用いて先回りして問題を発見し、修正することが唯一の解決策です。
③常時監視の必要性
修正パッチ適用の限界を補うため、トラフィックを常に監視する新しい形態のセキュリティサービスの導入を検討すべきです。

まとめ
新サービスの内容やSnowflake・OpenAIとの提携を見ても、OracleのAI活用の本気度が伺えました。
また、AI活用時代のセキュリティにおいては、従来の人間を前提とした信頼モデルは通用しません。
AI自身を高度な防御策として活用し、システム全体に「ゼロトラスト」を徹底することで、企業は脅威に対して常に先手を打つことが可能となり、未来のITインフラにおける安全性の基準が根本から再定義されることになります。
