こんにちは!
Peaceful morning社でインターンをしている川内です!
先週、こちらの記事(https://qiita.com/RPAHACK/items/a770e778a0f075cd3bc0)
でUiPathの基本概要について解説しました!
この記事では
・UiPathの基本情報
・UiPathの製品の種類
・UiPathのRPA開発ツールの種類とは?
を紹介しました。
今回はさらにUiPath掘り下げるべく、UiPathのRPA 開発ツールStudioXに焦点を当て、その魅力や旧バージョンであるStudioとの比較をしていきたいと思います。
Studio XはStudioよりもRPAの開発が簡単・初学者向けといった特徴があります。
今回はその辺り情報を理解していただけたらなと思います。
UiPathに関する記事はRPA HACKにも多数あります!
厳選!初心者がUiPathの勉強をする際の4つのツール↓
https://rpahack.com/how-to-study
【UiPath入門講座】VBAと.NETの違い:メッセージ表示をやってみよう!
https://rpahack.com/vba_vs_vbnet
UiPath StudioXとは?
さっそくStudioXとはいったいどのようなものなのでしょうか。
まずはUiPath社が販売しているツールの種類についてみていきましょう。UiPath社は、RPAに関連したツールをいくつも提供しています。そのツールの中には、RPA開発ツールをはじめとして、RPA管理ツール、RPA実行ツールなど種類は様々です。
それらのツールはそれぞれ、RPA開発ツールはUiPath Studio、RPA管理ツールはUiPath Orchestrator、RPA実行ツールはUiPath Robotsなどと名前がついています。そして今回紹介しているStudioXはRPA開発ツールであるUiPath Studioの新バージョンとして、2020年4月にリリースされました。
StudioXの特徴は?
StudioXがいったいどういうものなのか、少しは理解していただけたかなと思います。
ではなぜStudioXが注目されているのでしょうか。StudioXの特徴を端的にいうと、簡単でシンプルということです。UiPath社のStudioXが紹介されているページでは、**「StudioXを利用すれば、あらゆる人が自身でRPA開発を行うことができます」**と書かれています。
このようにStudioXはRPA開発経験がない、初学者でも簡単に使える万人に向けたツールであるということがわかります。
Studioとの比較
ここまでで、StudioX はUiPath社が新たにリリースしたバージョンで、従来のものとくらべて、より簡単に開発できるツールであるということがわかりました。
ここではもう少し、StudioXの特徴について見ていきたいと思います。今回は従来のバージョンである、Studioと比較しながら特徴を確認していきたいと思います。
ちなみにStudioやStudioは自由に切り替え可能です。
フロー作成
フロー作成にあたって、Studioと大きく違うところといえば、StudioX には変数が必要ないということです。
例えばExcelの情報をブラウザの他の場所に移したいというケースがあったとしましょう。このようなフローの場合、従来のStudioであれば「Excelの情報→データテーブル(変数)→ブラウザ」のように、どうしても二つのものをつなげたりする際に変数が必要でした。
しかし、これがプログラミングを行ったことがない人にとっては障壁になってしまっていたのが事実です。ですが、StudioXではこの変数というものをまったく意識する必要がありません。
StudioXでは、カードという新たな概念を採用しており、このカードをドラックアンドドロップするだけで、簡単にフローを作成できるようになりました。このカードのおかげで、Studioでは変数入力が必須であった繰り返しの動作もカードになり、変数入力不要となりました。
StudioXとSudioの比較画面を載せておきます。
使用できる機能の数
では次に、StudioXで使用できる機能の数について見ていきたいと思います。
StudioXではStudio よりも操作が簡単になった分だけ、**自動化に使えるアプリケーションと機能の数は減っています。**減らしたというのはマイナスの意味ではなく、いろんな人が共通で自動化するであろうMicrosoft Outlook やMicrosoft Excelに機能を限定して、より一つ一つの中身を充実させているということです。
充実化させることで、よりわかりやすくなり、RPA初学者でも扱いやすくしているのがStudioXの特徴です。その結果、StudioXにはあって、Studioにはない機能の項目も存在します。数を減らして、中身を充実させているのがStudioXの特徴であるようです。
StudioXをこれから体験される方へ
いかがでしたでしょうか。基本的なStudioXの特徴は理解いただけましたか?
実際、画面などを見ると、デザイン面でもStudioXの方がよりスッキリしているような印象が伺えます。
もしまだRPAを触ったことがない方でしたら、StudioXから初めてみて先にフローを作成するという雰囲気やRPAの全体像を把握を理解してより本格的なStudioに移行するというのがよいかもしれません。
実際この記事を読んで、さらにStudioXを勉強して見たい方に向けて
RPA HACKにはStudioXを勉強できるコンテンツが多数あります!
StudioXのインストール方法や勉強方法はこちらをご覧ください↓
https://rpahack.com/uipath-studiox
UiPath StudioXの基本をマスター!~画面構成/カード/アクション
https://rpahack.com/uipath_studiox_1
自社のオンライントレーニングのご紹介
弊社ではUiPath StudioXのオンライントレーニングを実施しております。
詳しくはこちらのリンクをご参照ください↓
https://studiox.rpahack.tech/
以下が、オンライントレーニングの詳細です。
また7/30(木)第1回目のトレーニングがあります!
7/30(木)に開催するオンライントレーニングセミナーはスタンダードコースとなっています。スタンダードコースは一度、StudioXがどのようなツールなのか一度、体験してみたい方向けとなっております。たくさんの方のご参加お待ちしております。
7/30(木)に参加するのが難しい方でも、上記の画像に記載の通り定期的に開催しております。7〜9月までのスケジュールを下記に貼っておきますので、ご参照ください。
RPA HACKについて
RPA HACKではRPA・AI・Power Automateに関する記事が100本以上掲載されています!すべて無料でご覧いただけます!
RPAエンジニアとして働いてみたいという方におすすめ↓
・事務職から転職したRPAエンジニアが語る仕事の2つの魅力
https://rpahack.com/attraction-of-rpa
Power Automateの使い方を学んで見たい方におすすめ↓
・Power Automateの便利な使い方をカテゴリーごとに紹介
https://rpahack.com/powerautomate-2
RPA HACKのtwitterのフォローもよろしくお願いします!
(URL:https://twitter.com/home)