以前、【帳票ツール】ブラウザ(HTML、JavaScript)で、帳票デザイン開発 : Stimulsoftで紹介した帳票ソリューションである「Stimulsoft」をさくっと試す方法について書いてみます。今回は、HTML化が容易な、JavascriptライブラリのStimulsoft Reports.JSを使用します。
#前提
gitとnpmはインストール済みとします。
Stimlsoftのサンプルアプリの場所(github)
こちらのリポジトリには、Node.js、JavaScript、ASP.NET、PHP、AngularJS、Angular、React、Vue.jsアプリケーションのレポートツールであるStimulsoftReports.JSのサンプルが含まれています。
#サンプルアプリのクローン
インストール先のディレクトリに移動した後に、リポジトリをクローンします。
$ git clone https://github.com/stimulsoft/Samples-JS.git
$ ls Samples-JS/
ASP.NET/ Demo/ LICENSE.md README.md Vue.js/
Angular/ Java/ Node.js/ React/
AngularJS/ JavaScript/ PHP/ THIRD-PARTY.md
#npmモジュールのインストール
今回は、React版のデザイナーを確認してみます。(01. Working with report designer)
$ cd 'Samples-JS/React/01. Working with report designer/'
$ npm install
#環境の起動
$ npm start
#動作確認
あとは、ブラウザからhttp://localhost:8080
にアクセスするだけです。
以下のような画面を確認できれば成功です。
#まとめ
Stimulsoft Reports.JSは、帳票に関わる開発・操作をWeb(ブラウザ)のみで完結します。しかも、Stimulsoftは様々な開発言語に対応しており、サンプルアプリからすぐに動作を確認することができます。
※注)Stimulsoftは日本語対応していますが、github上のサンプルアプリには、日本語ファイルが含まれていません。
#追記
日本語化対応について記載しました。
【帳票】Stimilsoft Reports.jsの日本語化について