前の記事(以下)に続いて、外部と通信しないローカルAI「LM Studio」をさらに使ってみる
LM Studio で生成AIを使う時、カスタマイズをしたくなる時がある。
一時的なカスタマイズであれば、チャット画面の右上にあるスパナマークから「Context」>「システムプロンプト」を開いて、指示を書くことができる。
例えば、こんな感じ

語尾に「にゃん」を付けて、と指示すると、以降の回答に「にゃん」が付くようになる
ChatGPTにある「カスタム指示」と同じことができる
で、まじめな使い方。
初期値(指示なし)で「シュタルク毒の影響と解毒について教えてください」と聞いてみた。シュタルク毒、というものは存在しないので、本来は答えられないはず。
でも、「聞かれたから答えなきゃ!」と生成AIが頑張ってしまう。

こんな感じで現実には存在しない毒について「次世代型神経毒だ」など、もっともらしくウソをついた。(こういう現象を「ハルシネーション」と呼ぶそうです)
で、システムプロンプトに以下のように入れてみた。
情報や根拠が無い場合は「わかりません」と答えてください
情報が正確であること、根拠があることを重視して回答してください
情報に推定が含まれる場合は、推定であることをはっきり述べてください
正直に「わかりません」と言えるようになった。
書いたプロンプトなどの設定は「プリセット」と呼ばれ、好きな名前を付けて保存できる
仕事用、アイデア出し用、遊び用、など用途に合わせたプリセットを作って使い分けできる
