0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

ローカルで動くAI、LM Studioをインストール

Last updated at Posted at 2025-11-11

ローカルLLMとして「LM Studio」が評判だったので使ってみた
結論から言うと、いろいろなモデルを簡単に試せたり、ローカルで http アクセスして呼べたり、かなり便利なのでオススメです。

手順は以下

1.LM Studio のダウンロード

 以下からWindowsのインストラーをダウンロードして、インストールする。
 https://lmstudio.ai/

 インストールで聞かれる質問は2つ。好みで答えてよい。

  • 現在のユーザのみにインストールするか?は好きな方を答えてOK
  • インストール先は初期値のままでOK(もちろん、変えても良い)

2.LM Studioの初期画面

 インストールが終わったら LM Studio を起動する。

  • Get Started →
  • 好きなユーザレベルを選ぶ(私は「PowerUser」にしました)
  • 最初にモデルを選ぼうになるので、まずはオススメのモデルを入れてよい(私は qwen3-4bをお勧めされました)

 モデルが入ったら「Start a New Chat」でチャット画面が開いて利用できるようになる。
 モデルを後で選びたければ、右上の「Skip」で進むこともできる。
LM Studioの初期画面.png

 ちなみに、同じ画面に「Enable local LLM service on login」の設定がある。LLMをサービスとして常駐させるならONにしても良い。
 なお、この設定を後で変える時は「App Settings」>「Developer」で変更できる。

3.日本語表示に変える

 初期状態では英語表示になるので、日本語にする。

  • 画面左側の虫眼鏡マーク(あるいは画面右下の小さい歯車マーク)で設定画面を開く
  • 「Setting」>「Language」で日本語に変えることができる。

LM Studioの日本語化.png

4.好きなモデルを入れる

 起動したら、左側メニューにある虫眼鏡マークから、モデルの検索とダウンロードができる。
 gpt-oss、Qwen、Gemma、DeepSeek など色々なモデルが自由に選べるので選ぶ。
 ダウンロード画面を開くと容量も書いているので確認できる。
LM StudioにGPTを入れる.png

 なお、初期値ではダウンロード先は「C:\Users[ユーザ名].lmstudio\models」になっている。
 1つのモデルが数GBのサイズなので、容量に注意しよう

5.好きなモデルを読み込んで会話する

 左側メニューの「吹き出し」を押すとチャット画面を開ける
 もしモデルが未選択であれば、ダウンロードしたモデルを選択する。
 あとは、オンラインで使うAIツールと同じようにチャットで会話できる。
LM Studioチャット.png

結果

例えば、「gpt-oss-safeguard-20b」にこんな指示をしてみた。
※ハイフンを使うと、段落を付けて構造化できるので便利です。

以下の条件でhtmlファイル1つを作成してください
- やりたいこと
-- パソコンの画面に大きく現在時刻(時:分:秒)を表示したい

- 条件
-- 作成するのはHTMLファイル1つで、名前は「時刻表示.html」
-- プログラム言語はJavaScriptで、HTML内に書く(別ファイルにしない)
-- HTMLファイルをローカル(パソコン内)に置いてブラウザで開いて使用する
-- 時刻は画面の中央に大きく表示され、離れた人でも読み取れる
-- 時刻は「15:12:59」のように、時:分:秒 の形式とする
-- ブラウザの再読み込みをしなくても、自動的に最新の時刻が表示され続ける

で、ローカルAIが作ってくれた結果がこんなかんじ。
「離れた人でも読み取れる」といった言葉を入れたからか、黒背景で白文字にすることなど配慮してくれている。

ローカルAIが生成した時計アプリ.png

どことも通信せず、ローカルでここまで動くのは素晴らしい!
新しいモデルが公開されると、かなり早く LM Studioでもダウンロードできるようになるので、色々なモデルを試したい人にもオススメです。

ちなみに私のブログの以下の記事に書いたのと同じ方法でPDFを読ませて質問したら、かなりちゃんとした答えをしてくれました。

これはOllamaとの違いというより、読み込んだモデルの近いですが……。
PDFを読ませる用途でも使えそうです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?