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VoiceOverとはなんぞや

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はじめに
私は視覚に障害がある当事者である
アプリ開発に少しでも役立てていただければ幸いだ。

そもそも、VoiceOverてなんやねん
VoiceOver(ボイスオーバー)はApple端末に搭載されているアクセシビリティである。
画面の内容を読み上げてくれる機能(スクリーンリーダー)の一つで、他にもWindowsなら「ナレーター」Androidなら「トークバック」などがある。
一般の状態ではワンタップ操作で使用したり、マウスでカーソルを当ててクリックしたりするが、視覚障害のある方々はそのような操作は困難である。
そのために、画面のスクロールはスワイプだったり、そのボタンを選択するにはトントンと2回タップしたりして操作できるようにする機能だ

本題
さて、ここまではボイスオーバーやスクリーンリーダーの主な特徴を説明してきた。
本題に入ろう。
今回はアプリを作るために気をつけて欲しいことを書いていく。

  1. 画像だけじゃゃなんのぼたんなのか、何が書いてあるのかがわからない
  2. これはアプリだけでなくウェブ開発にも言えることだが、画像だけを置かれるとそれが何を意味しているのか、さっぱり理解ができなくなってしまう。
    それを回避するには、HTMLならALT=で説明する文字列を書いてあげれば、画像にカーソルが当たった時にコードで記述された説明文を読み上げる。スィフトやらエックスコードなら同じような値があるはずだ。
  3. ただボタンを置くだけじゃなんのボタンかわからない。
    皆さんは、エレベータや家電の操作をすると起動しているだろうか?
    おそらく、ボタンに書かれている文字を見て操作をするだろう。
    これはボイスオーバーなどのスクリーンリーダーにも言える。
    もしアプリ上にいくつかのボタンがあって、そのボタンのどれにも文字が書いてなかったら、または、エレベーターがあって、そのどのボタンにも文字が書いていなかったら、非常に困ったことになるだろう。
    一般にはアイコンで区別するかもしれないが、視覚障害の方方はその区別ができないか、しずらい人が多い。
    そのため、アプリを作るときは、ボタンに対して「これはボタンだよ」と言う指示とボタンに文字をつけて欲しい。

最後に
ここまで私なりに工夫して欲しい点を書いてきたが、アップルデベロッパーのサイトにアクセシビリティ絵の対応のドキュメントがあるので、より詳しく知りたい方はそちらもご覧いただき、アプリ・ウェブ開発の参考にしていただきたい。
アクセシビリティ→

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