Accessのテーブル、クエリ
表示形式として、小数点の桁数を指定するとき
Excelだと
正;負0;Textとなっています
表示形式のカスタマイズに関するガイドラインを確認する - Microsoft サポート
しかし、Accessの場合
正;負;ゼロ;Null
という組み合わせになっています
数値と通貨のデータ型 (Format プロパティ) | Microsoft Learn
カスタム数値書式では、セミコロン (;) で区切った 1 ~ 4 つのセクションが設定できます。 各セクションには、異なる数値型の書式指定が含まれます。
Section | 説明 |
---|---|
第 1 | 正の数値の書式。 |
第 2 | 負の数値の書式。 |
第 3 | 0 値の書式。 |
第 4 | Null 値の書式。 |
ついでに色も指定できます。
最も[青]とか[赤]とか[緑]か[黄色]でしょう
ただこれは素直に書いてあるわけではなくて、この辺だろうという感じです
TextBox.Format プロパティ (Access) | Microsoft Learn
[色] 角かっこ内の色で表示します。 指定できる色は、Black/黒、Blue/青、Green/緑、Cyan/水、Red/赤、Magenta/紫、Yellow/黄、White/白です。
英語でもできます
0.0;[RED]-0.0;[緑]0.0;-
ここでNullというのは空文字のことです。
NullというとNull Objectの場合もあるため要注意です。
ただし十進型や通貨型は指定されない場合がある
この解説に
DecimalPlaces プロパティを使用して、Format プロパティに指定された定義済みの形式の小数点以下桁数の既定の数をオーバーライドします。
この説明は意味不明な上に不正確です。つまり小数点以下を指定できるデータ型では書式設定より優先される場合があるということです。さらに、正確に言うとDecimalPlacesを指定できるものは「定義するしないにかかわらず」書式設定が効かない場合があるという意味になります。
アクションクエリは反映しない
例えばテーブル作成クエリを作成する場合、テーブルで表示させることはできます。また書式を指定することもできます。
しかし、この指定は作成されたテーブルには反映されません。
選択クエリだと反映されるのですが。