　そもそもdinput8.dllとは？

まず初めに、今回の元凶であるdinput8.dllとは何かをご説明します。

このファイルは拡張子を見ての通り「システムファイル」です。
さらに格納されている場所がc/windows/System32/dinput8.dllという普段は目にしないところにあるため、言うまでもなく絶対に削除してはいけないファイルです。

このファイルはDirectX 8で動作し、マルチメディア入力デバイスの機能を提供しています。
（ジョイスティックなど）
さらに、PCが正常に動作するためにも停止してはいけません。

このファイルが悪影響を及ぼす可能性はかなり低く、可能性として考えられるのは「トロイの木馬」になることです。

　今回発生したエラーの内容

今回、発生したエラーはsteamで「R6S」というゲームをプレイしようとした際に、このファイルが原因でプレイできなくなってしまった。
（厳密にはBattle Eyeの監視に引っかかった）

ゲームを何度再インストールしても状況は変化なし。

万が一dinput8.dllがエラーを起こしてしまっても、システムファイルなので絶対に削除してはいけない。
さらに、ゲーム自体を再インストールしても状況は変わらなかった。

そこでいろいろと調べてみても全くと言っていいほど何もヒットしなかった。
ここでシステムファイルを勝手に変更すると「リカバリー」すら出来なくなってしまう可能性もあります。
※リカバリーディスクや領域がある端末では、内部情報に依存せずリカバリーが可能です。

詳しい知識の無い方なら以下の方法を実行してみてください。
１　「設定画面」をクリック
２　「更新とセキュリティー」をクリック
３　「回復」をクリック
４　「このPCを初期状態に戻す」をクリック
この時、個人ファイルを残すかは各自で決めてもらって大丈夫です。

私はリカバリーする時に個人ファイルを残していました。
しかし、初期化される前に謎のエラーで失敗しました。
万が一、個人ファイルを残す状態で失敗をした場合は「個人ファイルを削除」してください。

私の場合はこの作業でwindowsにログインすることができました。
しかし、windowsのアカウントやCドライブに格納されているファイルはすべて削除されてしまいましたが、ゲームはsteamアカウントで管理されているので削除されることはありません。

また、今回のようなエラーに直面していない方もできる限りオンラインストレージにデータをバックアップしておくことを推奨します。
もし、エラーに直面した時でも安全にリカバリーを実行することができると思います！

以上が誰でもできる、dinput8.dll問題を解決する方法の紹介でした！
（ただのリカバリーで申し訳ありません！）